発達障害の子どもを育てるお母さんをサポートするということ

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今回の長男のことで、
これまでやってきたことを
色々と振り返ったりもしました。

改めて感じたのは、
発達障害があると、
人並み、あるいは
人並み以上に頑張っていても、
できないことがある。

ということ。

もちろんその逆もあるのですが、
できないことを
できないんだ。
と、理解してもらえない環境の中で、
生きている大変さは
いつも感じているのだと
思いました。

外見からは
できない。
ということがわからないために、
そうとは気づいてもらえない事も
多いのです。

「普通はできるはず」
という前提にたって
見られることが
ほとんどなため、
できないことを
サボっているとか
努力が足りない
などと判断されがちだし、
敏感さについても、
なぜそんなにダメなのか、
このくらい我慢したらどうだ。
くらいに
思われたりするということ。

周囲のそんな気持ちを
いつもたくさん感じ、
そのために
さらに自分を追い込んだり、
あきらめて
無気力になり、
できる努力すら
しなくなったり。

逆にどんどん
攻撃的になってしまったり、
とことんネガティブになったり。

時には人との交流を
自ら絶ってしまうことだって
あると思うのです。

そして、
発達障害は、
適切な接し方をしないと、
二次障害を引き起こします。

そうならないために、
周囲の声よりも、
本人の声を聴き、
気持ちに寄り添い、
今本人が求めていることを
サポートできる親の存在は
大きいと思うのです。

だからこそ
親には覚悟が必要です。

みんなと同じ。
普通の人生。

そんなものを求めていたら、
しょっちゅうそこから
はみ出していくのが
我が子。

誰とも比べず、
その子なりの成長を
見守りサポートしていく、
そんな子育てが
必要になってくるのです。

だからこそ、
支える側の
お母さんのケアと
お母さんの心のサポートが
やはり必要なんだと
思いました。

お母さんが
安心して
お子さんをサポートできるように
なるために、
そのお母さんを
支える役割。

これからも
しっかりと
そこを担っていきたいと
思っています。

もともと
とても怖がりで、
敏感さのあった長男が、
自分から
コンタクトに変える決断をした。

これには本当に
驚きました。

何故そうしようと思ったのかを訊くと、
「バイクに乗るときに、
フルフェイスの
ヘルメットとメガネでは、
いろいろめんどくさい」
と。

人間関係で落ち込み、
むなしい。
とか言ってた彼ですが、
それでも、
片づけをして落ち着いてきたら、
今自分が取り組んでいることに、
戻りつつあるのを
感じました。

そして、
決めてすぐ眼科に行ったのは、
おかんが知る限り、
今までにない行動の速さ。

夜になり、
「コンタクトはどう?」
と訊くと、
「ちょっと違和感あるけど、
大丈夫。
装着もすぐできて、
問題ない」
と返事が返ってきました。

「今日はこの後
また片づけするの?」
と訊くと、
「今日はやることがある」
という返事。

その返事に
ちょっと安心した
おかんでした。

必要なときに
しっかりと支えれば、
またすぐ自分の力で
歩き出すことができる。

ここを
もう大人なんだから、
自分で立ち直りなさい。
と突き放していたら、
もっと時間がかかり、
部屋はぐちゃぐちゃのままで、
いつまでたっても、
グダグダ言ってたかも
しれません。

コーチングは、
目指す目的地に、
自力でたどり着くよりも、
速く、確実に
たどり着けるサポートの方法です。

普段のコミュニケーションだけではなく、
本来コーチングが持つ
その力を
今回使うことができて、
本当によかったと
思っています。

また一歩進んだ、長男。

火曜日には、
予約していたクリニックでの
初めての診察でした。

ここもまた、
改めて書いていきますね。

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