事件は未解決のまま

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少し前に
書いていたかもしれませんが、
本当なら昨日の夜は、
次男の友達が
大勢泊りに来る予定に
なっていました。

高校生活お疲れさま会を
我が家でするつもり
だったのです。

でもそれは、
中止となりました。

原因は、
トイレットペーパーの芯。

それは、
今週の月曜日の夜に
さかのぼります。

火曜日が
高校の創立記念日で、
お休みだった次男。

月曜の深夜、
友達数人と帰宅し、
次男の部屋で
みんなでお泊まり。

ここまでは
いつものよくあることでした。

火曜日の朝、
いつもの時間に起きたおかんが、
トイレに行くと、
水の中に浮かぶ
トイレットペーパーの芯。

ホルダーのペーパーがなくなり、
その芯が、
トイレの中に
落ちていたのです。

そのまま流すわけには
いかないので、
すぐに拾い上げ、
ゴミ箱に捨てたのですが、
朝の寝ぼけた状態で、
気づかず用を足して
水を流していたかもしれない
と思うと、
セーフ!
でした。

でもなぜ
芯が落ちている?

流そうとしたのか?

間違って落ちたのか?

一体いつから
落ちてたのか?

朝から
疑問だらけのおかんです。

おかげであっという間に
目が覚めたよ。

犯人は、
次男かその友達。

うっかりということもあるから、
犯人扱いは
したくないけど、
おかんの気持ち的には、
犯人は誰だ!
という気持ちで
いっぱいでした。

おかんが朝家を出る時には、
彼らはまだ寝ていて、
おかんが夕方
帰宅したころには、
次男はもうバイトに。

納得できないままだったおかんは、
次男にメールします。

今朝あったこと。
次男を含めて誰かがやったことだと
いうこと。

きちんと状況がわからないと、
安心して金曜日の
泊まりをOKできないこと。

すると、
バイト中にも関わらず
次男から返事が来ます。
(暇なのか?)

「俺も友達も
そんなことするわけないやん。」

「万が一あのまま流れてたら、
詰まって大変なことに
なるかもしれなかったんだから、
それでは納得できない。」

「友達にきいたけど、
みんな知らんって言ってる。」

もはや押し問答で、
メールの文面からも
次男のめんどくさいという
雰囲気が伝わってきます。

「知らんとかでは
すまされん。」

「いやだって、
そいつの家では
芯は流してるのかもしれんやん。」

んなワケあるかーい!

それはないだろうと、
ため息をつきつつ、
食い下がるおかん。

すると次男が、
もう終わりにしたかったらしく、
「はいはい。
泊まりなしってことやろ。
はっきり行ってくれたら
みんなに無理って言うから。」

と言ってきたので、
「ハイ無理です。」

とはっきり返事し、
メールのやり取りは
それで終わりました。

どうにも納得できなかったし、
これまでの何度もの
大人数の泊りのたびに、
おかんはストレスを感じていたし、

これでいいや。

と自分に言い聞かせてはいましたが、
それでもやっぱり、
高校生活お疲れさま会だしなぁ。

ちょっとかわいそうだったかなぁ。

という気持ちも、
出てきます。

子育てって、
どんな時も、
どうやったとしても、
どれが正解かは
わからないし、
そもそも正解なんてないので、
結局はもやもやが続きます。

なので、
もやっとした気持ちが
出てくるたびに、
自分で自分に
言い聞かせます。

あの時の
自分の判断、
自分の対応。

あれはあれで、
その時の自分の
精一杯の正解だったんだ。
って。

後から考えたら、
間違っていることも
あるかもしれないけれど、
でもその時は、
一所懸命考えて、
それが正解と決めて、
行動したんだから、
それでいい。

それでも、

「泊りはなし!」

と言い放ってからは、
少し次男の様子を
気にしつつ、
でもできるだけ
いつも通りに接していたら、
次男はいつもの
次男のままでした。

木曜日には、
友達と行くイベントが
カード決済なので、
代わりに申し込んでくれ!

ってメールが来てましたし。

金曜日は、
家でではなく、
そとで友達とごはんを食べて
真夜中に帰ってきてました。

そして
今朝起きたら、
「朝10時半に
絶対に起きてないといけないから、
電話してくれ」
ってお願いのメールが
はいってました。

うん、これでよかった。
これでいいって
思っておこう。

こうやって、
子どもへの接し方だけではなく、
自分の気持ちを
自分で整理して、
前を向けるようになったのも、
コーチングを学んでから。

たくさん考え、
自分の気持ちを
自分でしっかり受け止めて、
ゆっくり少しずつ
解決していくことが
できるようになりました。

芯がどうやって、
何故トイレの中に
落ちていたのかは、
解決できなかったけど。

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