自分の考え方を変えるしかないと勉強してますが、あまりうまくいきません

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メルマガ読者さまから
公開OKのご相談をいただきました。

ご相談内容は、こちら

「息子(小学五年生)は
イライラの解消の仕方がうまくできずに、
ちょっとしたことで、
爆発してしまうので、
学校でトラブルがあります。

感覚過敏はあります。

ざわざわや、
自分に必要のない音はいやがります。

特に集中したいときや、
仲間に入れていないときは
イライラしてしまいます。

イヤーマフは
最近は恥ずかしいとつけず、
クラスメイトからの指摘も
人によって異なります。

先生からも
ある程度までカバーはしてもらっていますが、
なかなかうまくいきません。

家庭では
妹(小学三年生)に
嫌な態度を取ったり、
当たったりします。

その上、
発達障害であろう夫
(未診断ですがADHD.ASD傾向あり)
にもかなり苦痛を感じ、
私はカウンセリングをうける日々。

とうとう娘も
だれかにきいてもらいたい、
しんどいというように涙する日々です。

別れたいけど
金銭的余裕と元気がいまはなく。
歯がゆい日々です。

自分の考え方を変えるしかないと
自己啓発的なもので勉強してます。
が、あまりうまくいきません。」



どうにもうまくいかず、
本当に疲れ果てていらっしゃるように
感じました。

そして、
お母さまご本人だけではなく、
ご家族も
それぞれが問題や悩みを抱え、
家族が空中分解しそうな
様子に思われました。

そしてお母さまは、
「これから自分がどうしたいのか、
まだわからずにいます。」
とおっしゃっていました。

なんとかしたい。
その気持ちがあって、
思いきって
メッセージを
送ってくださったのだと
思います。

けれど、
自分がこの先どうありたいのか、
その姿を
考える余裕もないほど、
疲れ果てていらっしゃる。

心がとても痛みました。


おかんが気になったのは、
自分が学び、
変わらなければならない。

とてもご自身を
追い詰めていらっしゃるように
思えたこと。

確かに、
子どもや家族は、
お母さんが変われば、
それに対応して
変わっていくことはあります。

けれど、
発達障害という
事実や
そこから発生する
本人たちの言動は
そんなに変わらないのです。

変わる部分もあるけれど、
お母さんが変わったからといって
解決しないことも
たくさんあります。

自分が変わろうと
努力して、
全てが解決しなくても、
それは仕方がないということです。

自分が何とかできることには、
頑張ってもいいけれど、
自分がどうにもできないことまで
背負いこまないように
しましょうね。

本人の問題は、
本人が解決することです。

そこに首はつっこまず、
自分の問題の解決に
取り組みましょうね。


そのうえで、
アドバイスを差し上げるとしたら、
まずは
ご自身が安心して
「自分の味方だ」
と信頼し、
頼れる人を
見つけてください。

安心して、
自分の気持ちを
全て話せる人を
持つということです。

身内でも友人でも、
プロのカウンセラーでも
構いません。

大切なのは、
自分が何の気兼ねもなく
安心して
感じていることを
全て話せるかどうか。

何を話しても
否定せずに
受け止めてもらえるかどうか。

無理に自分を変えようと
しない人かどうか。


出口の見えないトンネルの中に
ずっといるのは、
とても辛いことです。

でも必ず、
遠くても
どこかに出口の光は、
あります。

今は見えなくても。

それを自分とともに
信じて
一緒に寄り添ってくれる人が
きっとどこかに
いるはずなんです。

見つけてください。
と簡単そうにかきましたが、
それは
そんなに簡単なことでは
ないと思います。

けれど、
必ずいる、
必ず見つかる。と
おかんは信じています。

もしかしたら、
あなたの方から
思いきってアクションを起こせば、
実は身近にいる人が
そうなのかもしれません。

どうかどうか
あきらめないで。


この先自分が、
どうなりたいのか、
わからなくても、
これだけは
持っていてほしいことがあります。

それは、
「まず自分自身が
幸せになるという決心」
です。

自分を犠牲にして、
幸せは手に入りませんからね。

自分が幸せにならないと、
子どもたちは幸せに
なれませんからね。

あなたが幸せになるために、
おかんにできることがあれば、
いつでもご相談くださいね。


今日もお読みくださり
ありがとうございました。


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