春休みを、自立した子どもに育てるチャンスにしよう

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「子どもと心地よく過ごし、
子どものスキルアップも手に入れる、
春休みの過ごし方」

について
書いています。

そのポイントは、3つ。

・子どもとの会話を楽しみ、子どもをもっと理解する
・自分1人で抱えず、子どもと共同生活をしよう
・子どもが自分で考える言葉がけを手に入れる

3日目の今日は
「子どもが自分で考える言葉がけを手に入れる」
について
書いていきたいと思います。

子どもに限らずなのですが、
相手に
何かを伝えたいとき、
同じことを伝えるにしても、
言葉一つで、
様子は変わります。

悪気がなくても、
拒否されたり、
誤解されたり。

あるいは、
ただ言われた通りには
動くけれど、
自分で考えて動くことに
ならなかったり。

子どもに
何を伝えるのか。

もちろん大切なのですが、
それを
どう伝えるのか。
まで考えていくと、
さらに子どもにとって
プラスの声かけに
なっていきます。


今、
お子さんに何かをしてほしいとき、
「○○して」
「〇〇しなさい」

直接こちらから、
してほしいことを
命令形で
伝えていませんか?

朝から晩まで、
全てお母さんの指示で
動くことが当たり前になってしまうと、
子どもは自分で
考えなくなります。

しかも、
その内容が、
毎日コロコロと順番が変わり、
お母さんの気持ち次第に
なってしまったり、
お母さんの都合通りにしか、
何もさせない状態になってしまっては、
子どもとしては、
次に何かくるのか
全く分からず、
とにかく指示をまつしか
ない状態になってしまいます。

お子さんの未来にとって、
それはプラスになりますか?

だからといって、
急に、
「自分で考えなさい」
と突き放しては、
子どもはわからなくて
不安になります。

もしかしたら、
お母さんに嫌われたのかと、
思ってしまうお子さんも
いるかもしれません。

指示する子育てから、
自分で考える子育てに、
切り替えていくためには、
お子さんと一緒になって、
まずは毎日の、
ベースとなる行動プランを、
お子さん主導で
考えて、決めていくことが
大切です。


お子さん主導ですからね。
お子さんが出してきたアイデアを
否定したりはしないこと。

子どもが学ぶのは、
親に反対されたり
説教されたりしてではなく、
自分で考え、
自分でそれを実行したときですからね。

今は毎日
朝から晩まで
フリーですから、
そんな毎日を、
「あなたはどう過ごしたいの?」
とお子さんに質問しながら、
一日のざっくりとしたスケジュールを
作り、
それを元に、
朝に
その日の特別な行動を確認し、
それも入れた
その日のスケジュールを
親子で把握して、
それに沿って
子どもに行動してもらう。

もちろん
最初からうまくは行きません。

立てた計画通りに
できていない。
というのは、
怒ることではありません。

何が原因で、
うまくいかなかったのかを
子どもと話し合って、
見つけていき、
翌日からに活かすことで、
子どもはスケジュールを立てる力と、
実行していく力を
育てていきます。

すべては習慣づけですからね。


少しずつ、
子どもが自分で考え、
行動できるようになるまで
寄り添い、
見守り、
応援していけばいいのです。

また、
細かく干渉はしないけれど、
自分が望む行動を
とらない子どもに、
「なんで?」
と詰め寄るパターンも、
それを避けるために、
いちいちお母さんに
お伺いをたてたり、
お母さんの顔色を
うかがうようになりますから、
気づいたら、
減らしていきましょうね。

子どもは
お母さんの操り人形では
ありません。

自分の意思を持った
1人の人です。

そして、
自分で考え、
行動できる力は、
ある日突然できるのでも、
成長とともに、
勝手に芽生えてくるものでも
ありません。

根気よく、
育てていくものなのです。

子育ての楽しさは、
面倒臭さのその先にあるもの。

その中で、
子どもは自立心を、
親は忍耐力を
学んでお互いに少しずつ、
成長していくのかもしれませんね。

焦らず、
凹まず、
ゆっくり楽しく、
お子さんの力を
育てていきましょ。

降ってわいたような、
今回の春休み。

大変だけれど、
そこばかり見るのはやめて、
この時間を
いいことに使うチャンスだととらえて、
できることから
始めてみませんか?

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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