自分とは違う、自分ならやらない、を受け止めるのは難しい

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子育てで難しいのが、
自分とは違う考え、
違う行動パターン、
自分なら
絶対にやらないことをする我が子を
どう受け止めるのか。
ということ。

もちろん親子と言っても、
我が子は別の人格ですから、
自分の望む通りに
なってくれることなんて
ないのです。

それをまずは
自分の頭と心に
叩き込むこと(笑)。

で、
その違う人を
認める、
肯定する、
受け止める
って、
どうしたらいいの?

自分の気持ちの
整理も必要だし、
何にYESと言い、
何にNOと言うのか?

NOと言うことは
認めることと
反するのではないか?

YESと言えば、
子どもは喜ぶだろうけれど、
そればかりでは
わがままを
認めることに
なるんじゃないのか?

とか考えだして、
頭では
認めようと思っていても、
なかなかできないんですよね。

実際、
「認める」を
はき違えて、
子どもにすべてを許してしまい、
どうにも手に負えなくなることだって
あるのですから
ほんとに難しい。


自分自身を整理するのに、
事実の部分と
感情の部分に
しっかり境界線を引いて、
切り分けることが大切。

と以前書いたことが
あるのですが、
子どもへの接し方でも
それは同じ。

「事実」に対しては、
冷静に、
それを今許可するのかどうか、
自分の気持ちではなく、
家のルールだったり、
社会のルールだったりから
考えて、
OKするのかどうかを
判断します。

子どもが希望する
何かに対して、
ルールを当てはめて
NOと言うことは
認めていないことには
つながりません。

もちろん、
子どもはがっかりしたり
怒ったり、
場合によっては
かんしゃくを起こしたり
することも
あるでしょう。

だからこそ、
子どもが混乱しないように、
いずれ納得できる日が
来るように、
まずはルールを
親子や
家族間で
共有して
きちんと決めておくことが
大切だし、
新たな問題については、
親子や家族間で、
その都度
ルールを決めて、
みんなで守るのも
大切です。

それがないと、
親の一存で
コロコロ変わるルールを基準に
子どもに対応することに
なります。

また、
子どもがゴネて、
それに親が根負けして
決めたことを破って
許してしまうと、
子どもはそれを
やり方として学びますから、
やりたいことをするために、
何度でも
力づくで通そうと
してしまうでしょう。

大事なことは、
冷静なときに、
ルールとして決めてしまう。

あるいは、
それが発生したときに、
親子や家族で話し合い、
双方の意見をきちんと出して
とことん聴いたうえで、
ルールとして決め、
双方が守るようにすること。

そこから始める必要が
あります。

簡単ではないし、
いつもうまくいくとは
限らないけれど、
出来る限り
それに沿って
対応していくように
心がけることは
大切です。


そして、
子どもの「感情」
については、
いつでも全力で
耳を傾け、
心を傾け、
聴き取ることが必要です。

そこは、
どんな時でも
否定しない。

「やりたい」
「嫌だ」
「悲しい」
「腹が立つ」
「イライラする」

これらはすべて、
否定するものではなく、
そのままで
受け止めてあげるもの。

だからといって
解消するために
何かをするのではなく、
ただただ「聴く」こと。

受け止め続けること。

子どもはそのうちに、
自分で解決していきますからね。

親の仕事は
解決することではなく、
寄り添い、
共感し、
そばにいることなのですから。


家族や親子で
共有できる
ルールを作ることと、
感情に寄り添うこと。

事実と感情を
しっかり切り分けてから
お子さんと向き合ってみてくださいね。


今日もまた、
笑って過ごせますように。

医療現場や、
ライフラインを保つために
いつもの日常を
私たちが送るために、
働くお母さんの
お子さんを預かるために、
今日もいつも通り
お仕事に向かわれるみなさんに
心から感謝します。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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