嬉しいとか悲しいとかやりたいとか嫌だとか

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いつも穏やかでいる人のことを
いいと感じることって
多いですよね。

けれど実際には、
そんなこと、
簡単にはできません。

何を見ても、
何をしていても、
感情が出てくるのが
人間だから。

穏やかな人になりたいからといって、
特にネガティブな感情を
自分の中に押し込めて、
無理やりおさまっていることって、
良くないと思うのですよ。

本当の意味で
穏やかな人になるって
そういうことではないと
おかんは考えています。

自分自身に対してもそうだし、
子どもに対してもそうだけれど、
ネガティブな感情というのは、
出してはいけないものでは
ありません。

全ての感情に
優劣はなく、
どの感情も
あっていいものばかり。

逆に、
感情があるからこそ、
感じるからこそ、
人間なのだと
いうことです。


自分自身の感情に蓋をして、
子どもにもそれを求めると、
どうなるか?

それは
出されることがないまま、
どんどん心の中に
溜まっていきます。

溜まりすぎて
溢れると
爆発するガスのようなもので、
逆にものすごいエネルギーで
放出されてしまうような
気がするのです。

普段我慢している人の怒りって、
結構すごくて、
圧倒されてしまったり、
傷ついてしまったり、
大切にしていた人間関係を
壊してしまったり、
することにも
なりかねませんよね。


「感情」を考えるとき、
大切なことは
どうやって蓋をするか、
どうやって表に出さないか、
ではありません。

どうやってきちんと出すか。

子どもに対してであれば、
どうやってそれを
しっかり受け止めてあげるか。

です。


大人であれば、
安心して聴いてくれる場や人を
持つことが必要です。

家族や友人、
無理であれば、
プロにお願いするのも
ひとつです。

と言っても、
感情をむき出しにして
出せと言うのでは
ありません。

我慢している人ほど、
そうなりやすいので
ご注意を。

自分の感情を
きちんと言葉にして、
出し尽くし、
定期的に、
心をきちんと
掃除し、
整理整頓することが
必要なのだということです。

そして
子どもに対しては、
まずは発散している感情を
そのまま受け止める
ことから始めましょ。

どんな感情も
そのまま受け止められる
環境をおうちの中や、
親という相手の中に作ることで、
家では安心して
出せることを
少しずつ育んでいくのです。

家では出していい。
家で安心して出せているから、
外では自分で考えて、
制御できる。

もちろん
特性や性格など
いろんな条件があり、
完璧には行かなくても、
子どもがそうして、
オンとオフの区別を
つけていけるように、
まずはしっかりと
受け止めていくこと。

そしてそのためには、
親自身がまず
自分自身の心と感情を整えて、
受け止められる器に
自分を成長させること。


これがうまく回るようになると、
大人も子どもも
素直に過ごせるようになり、
嬉しかったり
楽しかったりすることは
その喜びは倍になり、
嫌だとか悲しいは、
きちんと口に出すことで、
消化され、
ストレスが軽減していきます。

いい感情も
ネガティブな感情も
どちらも自分にあって
それでいい。

それが自分だ。

そう思えるようになると、
それが自己肯定に
なっていきますからね。


まずは第一歩。

あなたの感情を
きちんと出させてくれて、
受け止めてくれる人を
持ちましょうね。


今日もまた、
笑って過ごせますように。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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