原因探し、犯人捜し

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おかんも長男も次男も、
どちらかというと
アレルギー体質です。

けれど、
これが。という特定の原因は、
わかっていません。

その時の体調などによって、
出たり出なかったりも
します。

長男が2~3歳くらいの時、
顔じゅう、特に目の周りが
ひどくガサガサになり、
見た目にも痒そうで、
痛々しかったことが
あります。

様子をみていると
どんどんひどくなり、
病院に連れて行ったのですが、
その時の先生が、
「原因を探して特定するより、
まずはこのかゆみを押さえてあげましょう」
とおっしゃいました。

その時は、
「原因がわからなければ、
対策もとれないし、
困るよ~」
と思ったのですが、
一応専門家の意見だし、
任せることにしました。

有難いことに
薬が効いて、
少しずつ良くなり、
それ以降そういう症状は
出なくなったのですが、
その時を振り返って、
この対応で
よかったんだな。

と今は思います。


親としては、
原因を知りたい。

知って対処したい。

それは、
未来を見ています。

この先の不安を
少しでも減らすためには、
原因を知って
対策することが
必要なんだ。

という考えです。

別にこのこと自体は、
間違っていないのです。

でも
順番としては
これは1番ではないのです。

真っ先にすべきこと。

それは、
「今」苦しんでいる
子どもの状態を
とにかく改善すること。
だったのです。

未来を見るのは
大切だけれど、
それよりも
今目の前で苦しんでいる我が子を
まずはなんとかする。


こういうことって
普段の子育ての中でも
たくさんあります。

子どもが発達障害かどうか。
とか、
子どもが学校へ行かない。
という問題でもそうです。

親としては、
育て方とか、
遺伝とか、
なぜこうなったのかという
いろんな「原因」を知りたいし、
どうしてこうなってしまったのか、
そうさせた「犯人」を
暴きたい。

もし自分が原因で、
自分が犯人だったら、
とことん自分を追い詰めて反省し、
自分を変えなくちゃ。
と思うかもしれません。

こんなことしてしまったなんて、
母親失格だ。
と自分を責めたりとか。ね。

そういう思考になっても
おかしくはない。

でも実は、
まず一番は、
子どもの不安やしんどさ、
苦しみを取り除くことから
スタートなのです。

今何が辛いのか。

何がしんどいのか。

何が苦しいのか。

まずは子どもを
安心して休めるところに
置くこと。

工夫をして、
その辛さを
和らげていくこと。

それが
親が一番初めに
することなのだと
いうことです。

犯人捜しは、
自分や子ども以外の他人を見ています。

お子さんの苦痛を和らげようとすれば、
子どもを見ます。

今子育てで悩んでいるあなたは、
どちらをより見ていますか?


今日もまた、
笑って過ごせますように。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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