子どもの自慢話を聴こう

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うちの息子たちは
3歳差。

今は2人とも
大学生で、
もはや年齢差を
感じることは減ってきました。

それにどちらも、
もう「オレの方が」
みたいなことを
言うことは
ありません。

けれど、
彼らが小学生くらいのときの
3歳差は大きかった。

体の大きさも、
持っている知識の量も、
3歳上の長男の方が
圧倒的に上だったのです。

親から見ればそれは、
当たり前のことで、
3年早く生まれてるんだから
当然でしょ。

と言いたくなることですが、
長男にとってはそうではなく、
何かにつけて
「オレの方ができる」
「お前はこれできひんやろ」

できる自分アピールが
すごかったです(笑)。

次男はこういう時、
勝てないので、
仕方ありませんが、
その裏で
長男に対する
ライバル意識みたいなものは、
ものすごく育っていて、
3年待てば同等になると
思っているらしく、

同年齢だった時の
兄と同じ扱いをしろ。

と要求されることも
多いのです(苦笑)。


当時はおかんも
まだコーチングとは
出会っておらず、
未熟だったので、
長男がそうやって
次男に差を見せつけ
自慢をするたびに、
おかん自身が嫌な気持ちになって、
「そんなこと
自慢するもんじゃない!」
とか
言ってたんです。

けれど
今振り返ると、
わざわざ止めずに、
「ああそうか
今は自慢したいんだな」
「自分を認めてほしいんだな」
と理解してあげればよかった。
と思います。

発達障害という特性もあり、
次男と同等か、
次男よりもできないことも、
普段の生活の中ではあり、
そのことで
怒られたりしていた
長男でしたから、
あれは彼の、
精一杯の自慢だったのだと
思うのです。

そこで彼は
自己肯定を失わないように
していたのかもしれません。


子どもは
お母さんに褒められたいもの。

どんなわずかなことでも、
どうでもいいことでも、
当たり前のことでもいいから
ほめられたいのです。

子どもの自慢を
否定せずに
受け止めてあげること。

それは、
子どもの自己肯定にとって
とても大切なことだと
今はわかります。

それを繰り返して、
子どもは、
自分はこれでいいんだ。

強化していくのでしょうね。


〇〇ちゃんはこれができないけど、
オレはこれができる。

そういう言い方で、
自慢をすることも
あるでしょう。

そんな時も、

「ああほんとだ
できているね。」

って
受け止めてあげればいいと思います。

他人と比べている部分は、
比べちゃダメと
叱らなくてもいい。

「でも〇〇ちゃんは
これができるよ。」


我が子のできないことを伝えて、
自慢する気持ちをへし折る必要もない。

比べなくても大丈夫だよ。
あなたができているのは
わかっているよ。
よく頑張っているね。

と伝えればいいのですから。


自分を肯定することができると、
気持ちが落ち着き
心に余裕が生まれます。

心に余裕が生まれると、
新しいことにチャレンジしたり、
やる気が出てきて、
目の前のことを
頑張ろうという気持ちも
生まれてきます。

やる気や頑張る力は、
本来誰でも持っているもの。

それが出てこないのは、
出せる環境に
本人が今いないってこと。

親が思う以上に、
ストレスは
子どもにもかかっています。

そんな状態の中で、
頑張れと背中を押すのではなく、
聴くことで
子どものストレスを減らし、
自然とやる気が
湧いてくるように
環境を整える。

そんな子育てを
目指しているし、
そういう子育てが
できるようになりたいお母さんを
これからも
サポートしていきます。


お子さんの自慢話、
めんどくさくても、
イライラしても、
まずは受け止めて
聴くことから始めませんか?


今日もまた、
笑って過ごせますように。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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