三つの視点

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「私はこう思う」
「私はこうしたい」
「私ならこんなことしない」

これは全て、
「私」目線での
感じ方。

自己肯定のためにも
ここをきちんと感じることは
大切です。

ただし、
コミュニケーション
という点から考えると、
この視点100%だと
ちょっと問題に
なってきます。

自分目線で何事も
判断していたら、
相手の気持ちや状況に
気づきにくく、
価値観の押し付けに
なってしまったり、
自分勝手と判断されたり
することにもなります。

親子関係の中でなら、
「お母さんは自分のことを
わかってくれない」
と思われることに
なりかねません。

自分の内面世界は、
自分中心で回っていて
いいのですが、
自分以外の人との世界は、
それだけでは
うまく回らないということです。


そこでもう一つの視点が、
相手の目線です。

この子はどう感じているのだろう。

この子はどうしたいのだろう。

わたしなら選択しない行動だけど、
この子はそうしたいのだな。

自分の中で
想像する部分がまずあって、
次に本人に
直接訊いてみるということも
可能ですよね。

そうやって、
相手の目線になって
物事を感じたり、
理解したりしてみることで、
より受け止めや共感が
しやすくなります。

大事なのは、
まず自分自身の考えや感情を
しっかり否定せずに
受け止めてから
相手の考えや感情を
こちらも否定せずに
受け止めること。

自分の視点を
否定してはいけないし、
ないがしろにしても
いけない。

けれど、
自分の視点中心でも
いけないということです。


子育てコーチングは、
どちらかというと、
子どもの視点寄りにいながら
子どもと対話をします。

そして、
時々自分の視点から
感じたことを
その場の状況を見ながら
子どもに伝えたりはします。

だからといって、
自分の感情を
封じ込めているわけではなく、
自分の中では
豊かに感じているのです。

それと同時に、
もう一つの視点も
持つように意識をしていきます。

それは第三の視点。

全てを俯瞰してみる視点です。

自分の目線でも
子どもの目線でもなく、
自分と子どもを
上から俯瞰して
見ているもの。

自分の姿を
客観的に見ることが
できる視点です。

自分が怒っている姿、
笑っている姿、
子どもが怒っている姿
笑っている姿
それらを、
何も影響を受けない
天井から見ているような感じで
見るという視点。

これが持てるようになると、
感情に振り回されずに、
自分と子どもを
観察しやすくなると
思います。


視点はいつも
定点ではありません。

自分にいったり
子どもにいったり、
天井にいったり、
いろんなところを
行き来していきます。

そして子どもとの対話は、
子ども主体で
子どもが考え、
自分で行動するために
どう進めていくのか、
それを考えながら
やっていくのです。

自分視点が得意な人、
相手からの視点が得意な人、
全体を見る視点が得意な人。

持って生まれた気質によっても
得意な部分は違います。

自分が得意な視点以外にも
いろんな視点があって、
それぞれを身につけられるように
意識して
子どもと対話をしてみる。

その実践が
子育てコーチングを
もっと深く、
より良いものに
していってくれます。


自分を変えるということは、
この視点を増やすということでも
あるとおかんは
考えています。

親が複数の視点を持って、
子どもと接することが
できるようになれば、
子どももおのずと
そういう視点を持てるように
なっていくでしょう。

自分のためにも
子どものためにもなる
複数の視点を持つということ。

子育てコーチングを学びながら
手に入れてみませんか?

その第一歩は、
「やる」と
決断することです。


今日もまた、
笑って過ごせますように。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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