あなたはどうしたいの?

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子どもの問題解決を
サポートするのであれば、
まずはここを聴くことから。

子どもの問題ですからね。

ゴールだって
子どもの中にあるのだから、
それをしっかり
聴いて受け止めることが
大切です。

けれどここで
ひとつ注意しなければいけないことが
あります。

「あなたはどうしたいの?」
と聞く理由。

それは、
その通りにしてあげるためではなく、
本人がどんな希望や想いを
持っているのかを
聴くためだと
いうことです。

そしてそれは、
しっかり否定せずに
聴いたうえで、
親の考えや立場も冷静に伝えて、
じゃあどうしたらいい?
を一緒に考えるためだと
いうことです。


聴くだけ聴いて、
あとは親主導で進めてしまうと、
子どもはもう何も言わなくなります。

どうせ聴いても、
それは姿勢を見せているだけで、
自分の意見なんて
尊重する気なんてないのだ。

そう感じてしまったら、
もう自分の本当の気持ちなんて、
言わなくなるでしょう。

大切に扱ってもらえないのが
わかってしまいますからね。

「聴く」は
単なるパフォーマンスでは
ありません。

しっかり聴いて、
そのままで受け止めて、
そこをスタートとして、
本人がどうしていくのか。

そのために必要なことは
何なのか。

親のサポートで
必要としていることは
何なのか。

たくさんのことを
話し合っていくために
必要なことなのです。


だからといって、
聴いたことは
何としてでも
実現してあげなければいけない。

というものでもありません。

聴いて一所懸命
自分を犠牲にしてまでも、
その通りにしてあげるのが、
いい親ではないってことです。

子どもは何でも希望が通るのだと
勘違いしてしまい、
どんどん要求が
大きくなっていくことも
あります。

親として、
できること、できないことは、
きちんと見極める必要が
ありますし、
できても、
苦労しなければならないのであれば、
本当にそうしたいのか、
それでいいのか、
自分に対して
きちんと考え答えを出しておく必要が
あるのです。


大切なのは、
お互いを尊重しつつ、
双方向のコミュニケーションが
できること。

子どもの問題は
子ども主体で進めること。

そのためには、
「自分はどうしたいのか?」
も考えておく必要が
ありますね。

それは
子どもにその意見を
押し付けるためではなく、
子どもに対して、
自分ができることと
できないことを
ちゃんと見極めるため。


「自分はどうしたいのか?」
自分の気持ちに
素直に耳を傾けていますか?

「あなたはどうしたいの?」
子どもの気持ちに
素直に耳を傾けていますか?


今日もまた、
笑って過ごせますように。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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