子どものことは、子どもに合わせる

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昨日の記事で、
聴くことと認めることが
大切だと書きました。

その「聴く」ための
方法のひとつが
ペーシングです。


子どもとの対話での
主役は子ども。

だから、
対話のペースは
子どもに合わせると
いうことなのです。

話しているときの
テンションや
話すスピードなど、
少し子どもの方に寄り添って、
子どもが無意識のうちに
安心して話せる環境を
作るためのやり方です。

というのも、
子育てコーチングを使った
子どもとの対話の場は、
親が子どもから
たくさん聞き出すためのものではなく、
子どもが安心して
話したいことを
とことん話すために
あるからなのです。

子どもとの対話を
親が自分のために使うのは、
子育てコーチングでは
ありません。

子どものために
親が使うのが
子育てコーチングなのです。


安心して
話したいことを
とことん話せると、
子どもの頭の中は
整理され、
明確になり、
自分で考えたり、
気づいたりすることに
つながっていきます。

また、
物事を相手がわかるように
話す力も
育っていきます。

どんなことでも、
何でも話せるということは、
そういう聴き方を
してくれる人を
信頼していくことが
できるのです。

なので
親子の信頼関係を
築いていくことが
できるのです。


このペーシングの意識、
聴く場面だけではなく、
子どもが何かを
やることについても、
同じ意識で見守ります。

例えば、
宿題をいつするのか。
とか、
どれから手をつけるのか。
とか、
一日のスケジュールを
どうするのか。
など。

子どもが決めた内容に
親が合わせていくのです。

あるいは、
こちらがやってほしいことを
子どもがどのように
やっていくのか。

親が子どもの側に
寄り添っていくことになります。

親の要求レベルに
子どもを合わせていく、
させていくのではなく、
子どもができる内容や、
子どもがやりたい内容に合わせて
親がペースダウンしていくことも
大切なことです。

すべて
答えは子どもの中にあり、
子どもが決めていくことなのです。


子どものことは、
子ども自身が決めることなのです。

持ち物をどのようにして持ち帰るかは、子ども本人が判断して決めていい。

この子には
決めるのはまだ無理だと
親が勝手に判断しては
いけないと
おかんは考えています。

子どもの意思は
小さい時から必ずあります。

その意思に耳を傾け、
本人がやりたいように
やっていくこと、
それに合わせて
サポートしていくことで、
決める力は育っていきますし、
自分で考え行動する子に
育っていきます。

何でも親が決めた通りに
動かしておいて、
ある日突然
「さあやりなさい」
と言っても、
子どもはどうやってやればいいかわからず
途方に暮れることもありますからね。

その状態を見て、
やる気がないとか
言わないように。

どうすればいいか
わからず立ち止ってしまうことは
よくあることですから。


子ども主体にしていたら、
わがままになるのではないか。
とか、
子どもが求めるサポートを
し続けていたら
子どもが親に
依存してしまわないか。
とか、
不安の声を
お聴きすることがあります。

実際は、
全くその逆なのですが、
そのあたりは
また明日、
書いていきますね。


今日もまた、
笑って過ごせますように。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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