こどものこと、誤解していませんか?

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メルマガの読者さまからいただいた、
発達障害を持つ子どもの
エピソードをご紹介します。

子どもの行動も、
育てる親のやり方も、
10組いれば
10通りあって
当たり前です。

こうしなければいけないのだ。
ではなく、
こういうやり方、
こういう考え方もあるのだな。

受け止め、
ご自身の子育てや
お仕事の参考にしていただければと
思います。


今日ご紹介するのは、
子どもの周りにいる
大人が
ついやってしまいがちなこと。

そして
発達障害の子どもにだけではなく、
自分以外の
全ての人に対して、
こういう見方を
していないかどうか、
私たちは常に
自分を振り返っておく必要が
あると思うのです。


次男が幼稚園に入った時(年少)
先生から「恥ずかしがり屋さん」
と言われました。

私には「?」でした。

次男は、
友だちが遊んでいても《見ている》
先生が誘っても《見ている》
「おいで」と手を引かれても
友だちの中で《立って見ている》
という時間がしばらくあったのです。

恥ずかしがり屋ではなく、
周りの状況が理解できなくて 
ただ眺めていただけだったようです。



子どもの行動や様子について、
これまでの経験から来る
先入観や思い込みで
判断してしまうと
どうなるでしょうか?

子どもの本来の姿が
見えなくなってしまいます。

また、
その子が今
どんなことに困っているのか。
に、
気づきにくくなってしまいます。


自分の気持ちや行動を
言葉で説明できる子どもや人に
対しては、
とにかく本人に「聴く」
ことが最優先です。

本人が話す言葉、
本人が語る自分自身が
答えなのですからね。

そして、
自分の気持ちや行動を
言葉で説明することが
うまくできない人に対しては、
「こうだ」と
決めつけるのではなく、
いくつもの
予想されるその背景を
思い描くようにし、
どの背景が
最も本人の実情に
近いのかを
探っていく姿勢を
忘れないことが大切だと
感じています。

また、
発達障害の特性を
より深く理解することも
大切です。

発達障害の特性は、
本に書いてある通りのことが
全ての人に現れるかというと
そうでもありません。

人がみんな違って当たり前のように、
特性も、
その人によって
異なるのです。

知識として、
知っておくこと。

そのうえで、
本人をしっかり観察し、
見ていくこと。

それを心がけていく必要が
あります。


安易にその行動や様子を
自分の価値基準で
判断して
結論づけてしまうと、
困っていることに
気づかなかったり、
うまくサポートしてあげられないことが
起こります。

集団生活の場では、
どうしても
「うまくいかない」ことが
起こりやすい子どもたちですから、
親や大人が
勝手な思い込みで、
本人を叱咤激励することが
かえって逆効果に
なったりもします。


そもそも
親子であっても、
他人を100%理解することなんて、
不可能なのです。

だから無理。
ではなく、
だから、
いつも理解しようとする
意識を持って
接することが
大事なのだと考えています。


お子さんの行動や様子、
自分の価値観で
勝手に判断し、
結論づけていませんか?


今日もまた、
笑って過ごせますように。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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