不思議な体験（1）

息子たちを
育ててきて、
コーチングを学ぶまでは、
子どもの言葉に
否定的な言葉を
いつも返していた
記憶があります。

そのころの子育ては、
自分の思い通りにならず、
いつもイライラしていて、
そんな自分を
嫌いになったりで、
大変でした。

わが子に対する
不信感も
山ほど持っていたし、
将来へも
不安しか持っていませんでした。

いつも
できないことばかりに
フォーカスし、
ダメ出しばかり
していたのです。

それは、
自分に対しても、
わが子に対しても、
町ですれ違う
知らない人に対しても。

もうね、
世の中全部に対して、
否定的な目線をもって
生きていたと思う（苦笑）。

だから、
生きるって苦行だとすら
思っていました。

楽しいことが
見つけられなくて。

なのに、
コーチングを学んだことと、
安心して話せる場を
持てたことで、
少しずつ
自分に変化が起こり、
今振り返ると、
不思議なくらい、
穏やかで
楽しくて
ワクワクする毎日を
送れるようになっていたのです。

変化の要因は
いくつもありますが、
その一つが、
子どもたちにかける言葉を
変えたことにあると
思っています。

以前は、
子どもたちが何か言うと、

「なんで？」
「でもさ」
「だってね」
「どうして？」

って、
すんなり受け止められなくて、
否定的な言葉の
オンパレードでした。

それも無自覚で。

今思えば、
そんな親と話してて
子どもが楽しくなるわけが
ありませんよね。

しかも、
自分がいつも
ネガティブになるだけでなく、
息子たちも
だんだんその影響で、
ネガティブになっていくのです。

そこで気づいて、
初めてなんとかしなければ！
って思いました。

そして、
彼らと話すときの
返す言葉を
変えていったのです。

もともとは、
自分がどんな言葉を
使っているのか、
まったく自覚していませんでしたから、
まずは
自分の言葉を
意識して聞くことから
始めました。

思ったより
ひどかったです（笑）。

それから、
私は彼らに対して
使う言葉を
選び始めました。

使ってみて
変えていったりもしました。

おかんが意識して
使うようになった言葉が
こちら

「よかったやん」
「ええやん」
「（笑顔で）そうなんやー」
「わかった！そうしてみよっか！」
「よしやろう！」

何が良くても
良くなくても、
とにかく
「よかったね」
とか
「いいね」
って言うようにしたんです。

そもそも、
自分の根底にある
不信感から
言葉を探すから、
ネガティブになるんですよね。

底と切り離して、
肯定的に聞こえる言葉を
自動的に出していこうと
していたので、
そこに根拠は
いらなかったのです。

いいね、
って言いにくかったら、
笑顔で
「そうなんだ！」
でいいと思います。

表情は
言葉とセットで
大事な表現ですからね。

笑顔をつければ、
言葉は肯定的なものに
変えられるとすら
思っています。

そして、
子どもたちからの提案は、
ケチをつけたくても
とりあえず、
ＧＯを出す。

一度ＧＯを出せば、
やらせるほかありませんからね。

自分自身だって
自分の言葉を
守るしかないのです。

気持ちから変えようとしていたら、
今でもまだ
変われていなかったかも
しれません。

けれど、
言葉だけを
感情と切り離して
変えていくことで、
すごい経験というか、
不思議な体験を
してきたのです。

この先がどうなったのか、
続きは明日
書いていきますね！

今日もまた
笑って過ごしましょ。

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あ

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