不思議な体験（2）
子どもたちへの
言葉がけを
自分の感情と
切り離して
とにかく変えていく。
それを続けていったことで、
子どもたちに起きた変化について
昨日の続きを
書いていこうと
思います。
昨日の記事はこちら
おかんが
否定的な言葉がけを、
自分自身が
納得しているかどうかに
かかわらず、
肯定的な言葉がけに
変えました。
受け取る子どもたちは、
最初は戸惑ったと
思います。
いつもなら、
ガツンと
否定されるのに、
「ええやん」
とか
言われるわけですからね。
でも、
そんな息子たちの反応に、
こちらも戸惑っている
わけにはいかないのです。
だって、
変える。
って決めたのだから。
自分ももちろんだけど、
これ以上息子たちに
ネガティブな影響を
与えてはいけないと
決めたのだから。
新しいことを
始めるときって、
いろんな形で
「抵抗」を感じることが
ありますよね。
それは、
今までと
違うことをしているのだから
当然起こりうるものです。
本気で変えたいの？
そう自分の意志を
確認されている
「試し」のようなものだと
おかんは考えています。
本気でなんとかしたいなら、
その抵抗に
しっかり打ち勝っていくしか
ありません。
一人で不安なら、
味方をつければ
いいのです。
「それで大丈夫だよ！」
いつもそういって、
背中を押してくれる人を
見つけておくことは、
自分や環境を変えるために
大事なこと。
だからこそ、
プロのコーチや
カウンセリングを
依頼する人が
いるのだということです。
プロではない人だと、
寄り添うあまり、
初心を持ち続けられなくなったり、
優しいだけで、
終わってしまったり
しますからね。
自分の信念を
確認しながら、
自分を信じて、
肯定的な言葉がけを
とにかく続ける。
それは、
終わりがいつ来るのか
見えないものです。
というか、
終わりは
自分が当たり前に
自然に
肯定的な言葉がけで
接したり
考えたり
できる状態になることであり
それは
ここがゴールだ！
というものではなく、
気づいたら、
ゴールにたどり着いていた。
という風に、
後からわかるもの
なのです。
だから、
いつ来るのか。
いつ終わるのか。
と
終わりを気にしているうちは、
うまくいきません。
今やっていることと、
自分の想いに
集中して、
今やるべきことに
専念すること。
それをただ
ひたすら継続するだけです。
最初は戸惑っていた
息子たちですが、
だんだんと
安心し、
少しずつ
のびのびとした姿を
見せてくれるように
なりました。
それはもう、
「あら？」
と
今までにない感覚に
なった記憶があります。
今までだったら
予想される反応が
返ってこず、
それ以上に
嬉しい反応や
表情を見せてくれるように
なったとき、
「あぁ、これでよかった」
と感じました。
ただかける言葉を
変えるだけなのに、
人ってここまで
変われるんだ。
と
何度も繰り返し、
気づかされました。
本当に、
言葉ひとつなんです。
いい言葉と
良くない言葉、
どちらをかけるかで、
子どもはどんどん
変わっていってしまうのです。
表面的には
そう見えなくても、
かけられる言葉は、
その人を
内面からどんどん
変えていきます。
じゃあ
どのくらいすれば、
確信を持ってもらえるのか？
と言う質問が
出てきそうですが、
それは、
その時の親子の信頼関係の
度合や
否定的な言葉がけの内容、
かけ続けてきた長さ
などによっても
変わってきますので、
そんなのは
わかりません。
ゴールは
自分が決めるものではなく、
子どもたちが見せてくれるのだと
いうことです。
そしてそのゴールは、
自分が継続して
やり続けなければ、
また遠のいてしまうものだと
いうことです。
自分の言葉がけの結果、
実際に子どもたちが
ネガティブな思考や態度から、
少しずつ変化して、
やる気が見えたり、
笑顔が増えたりしたら
しっかり実践が
できていると
いうことだと
考えていいでしょう。
でも、
これは
終わりのあることでは
ないのです。
いつまでもいつまでも、
自分の中に当たり前のように
しみ込んで
自分の一部になるまで
し続けていくことなのだと
おかんは考えています。
コーチングの実践も
そうですが、
私たちは
一生学びの中で
生きていくものだと
思っています。
目に見えるゴールに
たどりついて、
その先何もしなくても、
楽しい人生が待っている。
そんなものは、
ないのです。
ただ、
肯定的な言葉がけが
自分の一部になったとき、
それまでとは
また違うものが
見えてきます。
それはまた
明日書いていきますね。
今日もまた
笑って過ごしましょ。
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