お母さんなんだから子育てできて当然なんかじゃない

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23年前、
息子を生んだ時は、
自分の子ども時代を
思い出しながら、
良かったことを
我が子にも
してあげよう。

そんな思いで
子育てはスタートしました。

不安もありましたが、
希望の方が
大きかったような
気がします。

それに、
育児雑誌なども
ありましたし、
大丈夫、なんとかなる。
って
考えてました。


ところが、
子どもが成長するにしたがって、
不安の方が
大きくなります。

自分の思っていた通りには
ならない。

雑誌などに
書いている通りにも
ならない。

何がダメなんだろう。

どうしたらいいんだろう。

情報を探しても
探しても、
納得できる答えや、
安心して子育てができる
答えは
見つかりません。

結局
周りを見て、
同じようにすること、
同じように
子どもをさせることで、
なんとか
安心しようと
していました。

しかも
周囲からは、
お母さんなら
子育てはできる。
という無言の圧を
感じてしまうので、
うまくできない
=母親失格
のように
感じてしまうことも
ありました。


でも
実際の子育ては、
そんな思いを
試すかのように
いろんなことが起こり、
そのたびに
気持ちはぐらつきます。

結局、
うまくいかないのは、
自分が母親として
ダメなんだ。

ということにしか
行きつかなくなっていました。


今ならわかります。

目指さなくていいところを
目指して、
うまくいかずに
できない自分を
責めていただけなんだ。
って。

お母さんだからといって、
子育てがちゃんとできる
なんてことはない。
って。

そして、
あの頃の自分や、
同じように悩んでいる
お母さんたちに、
今のおかんが
伝えたいこと。

それは、
子育ても、
学んだほうが
うまくいくのだと
いうことです。


特に、
子どもの心を
育てていくことを
しっかり考えて
学んでほしいと
思っています。

それは
子どもがこれから
幸せに生きていくために
とても大事な部分で、
勉強はあとからでも、
子どもが自分の力ででも
なんとかできるもの
だからです。

そして、
子どもの心を
育てるためには、
小さいうちからの
親子の関係性が
とても大事。

こう書くと、
もう大きくなっているから
無理だ。
って
感じるかもしれませんが、
そうであっても、
諦めて何もしないより、
した方が絶対いいのです。


きちんと、
心理学をベースにした
子育て
というか、
対人のコミュニケーションを
学んで実践していくことで、
子育てや、
子どもの心を育てることは
できていきます。

子育ても、
コミュニケーションです。

それを学ぶことで、
人と人との
コミュニケーションの学びにも
なりますから、
お母さんにとっては
とてもプラスになるはずです。


これは、
コーチング以外にも
いろんなタイトルで
今は探せばある状態です。

自分にしっくりくるものを
選んで学び、
実践していってほしいと
思います。

そこで大事なのが、
学んだことが
すべて我が子に
当てはまると
思わないこと。

親もそうですし、
子どももそうですが、
いろんなタイプの人が
いますからね。

それらをひとくくりにして、
一つのやり方をあてはめて、
それでいけるわけは
ないのです。

ある子にとっては
それでは不足だし
ある子にとっては
それは過剰。

そういうことが
あるのです。


じゃあどうするのか?

まずは
自分自身のことを
知って、
理解し、
そのままの自分を
丸ごと受け止めてください。

お母さん自身の
自己肯定ですね。

そして
お子さんや家族のことを
知って理解し、
そのままで受け止め、
信じて見守れる自分を
育てていきます。

ここで、
子どもそれぞれに合わせた
接し方、
育て方を学び、
実践していくことになります。

ここができるようになれば、
お母さんもお子さんも
笑顔で過ごすことが
できるようになります。

そして、
心に余裕ができていくので、
他人に対しても、
いい行動がとれるようになり、
ますます
プラスの循環が
続いていくようになります。

つまり、
ほんとうに
幸せになれる。
ってことですね。


我慢や無理をせず、
自分らしく、
自分と子どもに
合わせた接し方を
手に入れて、
気持ちよく子育てをし、
毎日を過ごしていく。

親になれば、
みんなちゃんと
子育てできる。

ではなく、
親としても、
一人の大人としても
まずはきちんと
コミュニケーションを学び、
そのベースに立って
子どもの発達の知識をもって、
子どもを育てていくことが
当たり前になってほしい。

そう願っています。

それが叶えば
どんな未来が
待っているのか?

それは、
お互いが
お互いを認め合い、
一人一人が
自分らしく生きて、
助け合える社会だと
思っています。

人と人とのつながりが
きちんと機能し、
相手を思いやり、
相手を尊重し、
みんなが
生まれてきてよかった。
と思える社会。

愛とか感謝とかが
当たり前にあふれる社会。

もしそうなれば、
発達障害だからとか、
いろんなマイノリティーを
持っていたとしても、
生きづらさを感じることは
なくなっていくと
思うのです。

それぞれが
それぞれの個性を活かして
輝ける社会。

そんな
未来の社会の一員を
育てているのが
今の私たち
親なんですから、
私たちには
責任があると
思っています。

ただ生んだから
育てる。

ではなく、
よりよい子育てを
たくさん学んで
実践していく。

そうすることで、
今の自分も子どもも、
未来の社会も、
もっと良くしていくことが
できると
信じています。


そんなの
夢だとか
理想だとか
思われるかもしれませんが、
夢や理想を持たなければ、
現状はいつまでたっても
変わりませんから。

叶う叶わないで、
ジャッジするのではなく、
そうありたいと願い、
そこに向かって
前進し続ける自分で
ありたいと思っています。

そして、
自分のことだけではなく、
この想いに
共感してくださる
たくさんのお母さんを
子育てコーチングをベースとした
子育ての学びで
サポートしていきたいと
思っています。


偉そうに
壮大な話を
書いちゃってますが(汗)、
恐ろしいほどたくさん失敗して、
子どもをたくさん傷つけて、
もう自分なんて
お母さん失格だ。
人間としても失格だ。
って
何度も思ってからの
今ここですからね。

講座やカウンセリングでは、
そんな失敗談も
たくさんお伝えしています。

そんな自分だからこそ、
いつもおかんは
お母さんたちによりそい、
その気持ちに共感しながら
支えていこうと
思っています。


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今日もまた
笑って過ごしましょ。

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