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まて！

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子どもを育てていくには、
親がいろんな力を
身につけていく必要が
あるのですが、
その一つが「待つ力」
だと
おかんは考えています。

子どもが自分で考えて、
行動しようとしているのを、
待つ。

子どもが言葉を探して、
話そうとしているのを、
待つ。

子どもが考えているのを、
待つ。

待つことで、
子どものいろんな力を
伸ばしてあげることが
できるのです。

とはいえおかんも、
以前は「待つ」ことが
できないおかんでした。

子どもが行動しようとすると、
結果を待たずに注意してみたり。

子どもが考えているのを
待てずに先に言葉を
出してしまったり。

子どもが考えているかもしれないのに、
「さっさと何か言いなさいよ！」
と追い詰めてしまったり。

当時は、
絶えず何かに追われるように、
イライラして、
焦っていた気がします。

もう嫌になるほど
それを繰り返して、
少しずつだけど、
自分に対して
「ちょっと待とうか」
が言えるようになりました。

「待たなきゃいけない」
と思っていた頃は、
「待たされている自分」を感じて、
すごく苦痛でした。

でも、
失敗を繰り返すうちに、
気づいてきたのです。

焦って、追い詰めても、
いい結果は得られない。
自分も気分は良くない。

私が待ってあげられれば、
ちょっとは子どもも私自身も、
楽になるかもしれない。

ここまでは
頭でちゃんと理解している人も
多いですよね。

なのに行動が
伴っていってくれない。

まずは、
今待てずに追い詰めようとしている自分が、
ありのままの自分だということを
受け入れてみませんか？

理想と現実のギャップを感じ、
理想を手に入れたいと思うあまり、
現実の自分を
否定しかしていないのではないか。
ってことです。

私は、
「待つこと」にイライラを感じると、
「あぁ私は今、待てずにイライラしているんだなぁ。」
と思うようにしたのです。

そこに、
それでいいとか悪いとか、
何も判断はせずに、
「あぁそうなんだなぁ」
と
自分で自分をわかってあげた感覚です。

「待てる自分でなきゃいけない。」
と思って自分を見るのではなく、
「今、私は待つのに苦労しているんだなぁ。」
と思ってみること。

そして、
子どもとすぐに対話するのではなく、
自分とまずは対話します。

「じゃあ今からどうする？
今までのように、
イライラを全面に押し出して、
問い詰めようか？
それとも、
ちょっとだけ待ってみてあげようか？
問い詰めたら、自分の望むものは手に入れられる？
ちょっとだけ待ってみても、
望むものは手に入らないかも
しれないけれど、
どっちが自分的に、気分がいいかな？」

気持ちを抑えるのに苦労して、
相当鼻息荒く、
「考えて」いたこともありますが、
少しずつ少しずつ、
ちょっとワンクッション
自分との対話を入れることを
繰り返していくことで、
気持ちの落ち着きは
少し出てくるようになりましたし、
たまにそれで
物事がうまく進むようになると、
気分もよくなり、
次がやりやすくなっていったりも
しました。

それを
数え切れないほど繰り返し、
「待つ」ことが
当たり前のようになるまで
継続していく。

それ以外に
劇的に、
魔法のように
自分を変える方法なんて
ないとおかんは思っています。

イライラして追い詰めたくなる自分を
そのまま受け止める。

すぐに子どもと向き合う前に、
自分との対話の時間を持つ。

イライラが原因ではなく、
不安が原因の場合も
同じやり方で
やってみてください。

不安を感じて追い詰めたくなる自分を
そのまま受け止めること。

すぐに子どもに向き合う前に、
自分との対話の時間を持つこと。

最初からうまくいかなくてもいいので、
これができる自分を目指して、
たくさんの時間を
積み重ねていってください。

人は
新しいことを身につけて
変わるために、
継続して習慣化する。
という力を持っています。

諦めずに、
やり続けること。

できるようになるまで、
継続すること。

何度でも、
トライしてみてくださいね～！