下宿と自宅

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先日、私を遠隔操作して、
大阪の家にあるはずのものを
探そうとしていた長男。

私を動かしていても
見つからないので
自ら昨日、学校終わりに
帰ってきました。

自宅から下宿まで、
電車とバスで2時間弱。

でも、夜の電車で
移動するのは好きじゃないので。
という理由で、
一晩泊まって帰ることになりました。

家を出てから、
久しぶりにゆっくり話す
機会ができました。

が!

彼の口から出てくるのは、
「やっぱり家はいいよな。」
ではなく、
どれだけ今の下宿が
居心地がいいか。
ということばかり(苦笑)。

あげくに
「下宿の方がよく寝られる。」
とまで言い出します。

もうおまえは今すぐ下宿に帰れ(笑)。

下宿での一人暮らしは、
おかんが想像する以上に
快適で、
長男にはちょうどよかったらしく、
周りが観光地なため、
夜も人の声が聞こえたり、
隣の部屋の大学生が
夜遅くに友達を連れて帰ってきたり、
静か。
とはちょっと違うようですし、
薄い薄いカーテンは、
閉めても外の光が入ってくるような部屋ですが、
それでも
彼にとっては、
とても静かで、
夜電気を消すと真っ暗になる自宅よりも、
そっちの方がいいらしい。

最初はスーパーで
あれこれ買ってみて
食べていた晩ごはんも
最近は大学で食べているらしく、
その方が栄養バランスも考えやすいので、
おかんも安心です。

そして、
今はまだ、
レポート提出に追われるようなことも
あんまりないようだし、
まだバイトが見つかっていないので、
「夜はすることないので
めっちゃ早くに寝て、
朝5時くらいに起きる。」
とか。

健康的な生活だなぁ。

だから学校に行く前に、
洗濯することができるんだな。

などなど、
今どんな風に
毎日を過ごしているのかは
よくわかりました。

今特に困っていることも
ないようですし、
それどころか
快適に楽しんでいるようだし、
おかんとしては
一安心です。

目の前の
ゴールデンウィークも
いろいろ用事があって
帰ってこないらしいし、
その翌週は
20歳の誕生日なのですが、
大阪であるイベントに参加するため
戻っては来ますが、
ゆっくり誕生日をお祝いする時間は
どこにもないことが判明!

それでも
「誕生日だから」
という理由で
ケーキだけは買ってこよう。
と決めたおかんです。

本当は、
一緒に飲みたかったのになぁ。。。

「彼が大人になったら、
一緒に飲めるような関係を作る。」

それが子育ての目標だっただけに、
ちょっとがっかりだけれど、
それはまたいつか達成しよう。
もうそんな関係性は、
ちゃんと築いたから。

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