1年生になったら

昨日書いていたこと。

それは、
「いつか。
は待っていても
来ない」
ということ。

同じように、
「○○になったら」
もやってきません。

子どもの手が離れたら、
子どもがもう少し大きくなったら、
子どもが小学生になったら、
子どもが中学生になったら、
子どもが高校生になったら、
あれをしよう、
これをしよう、
と私たちは考えがち。

でもほとんどの場合、
そうなったらなったで、
いろいろとできない理由が
でてきて、
結局できないことの方が
多いのです。

子どもが○○になったら、
あれをしよう。

そう思って実際にできるのは、
「だからそれまでの間は、
そのために、
今自分にできることをしておこう」
と考えて、
その日が来るまで
しっかりと準備をした人だけです。

あるいは、
今の状態でも
できないだろうか?
どうすれば
できるだろうか?
と考え、
行動する人だけが
出来ていくんだと思います。

子どもが○○になったら。
それだけを目当てに、
その間を何もせずにいたら、
子どもが○○になったとしても、
何もできないでしょう。

だから、
思ったのなら、今。なのです。

自分のこともそうなのですから、
子育てだって同じ。

小学生になったら、
これができるようになるかな。

中学生になったら、
このくらいできるようになるだろう。

高校生なんだから、
もうこれくらいして当然。

これもよくやります。

でも、
入学と同時に、
はい!
ってスイッチが入って、
いままでできなかったことを
出来るわけがないのです。

○○になったんだから、
もうできるよね。

そうやって手が離せるのは、
それまでの間、
手を離す準備を重ねていたから。

ある日突然
「はいどうぞ」
と本人に任せたわけでは
ないのです。

人はある日突然
別人になったり、
今までできなかったことが
出来るようになるわけでは
ありません。

○○になったらこれをする。
という目標を定め、
それに向かって
準備を積み重ねたり、
日々訓練をつづけるからこそ、
それは達成できるのです。

始めるのは、
○○になったとき
ではなく、
「今」なのです。

○○になったら
これをしよう。

と思った瞬間が
スタートなのです。

子どもが最終的に
自立するところを
ゴールとすると、
それまでの間に
いくつものポイントがあり、
ひとつづつ
自分でできるようになり、
任せていく。
というステップが
入ります。

それを丁寧に
ひとつひとつ
クリアしながら育てていくのが
子育てです。

ギリギリまで
手をかけていて、
卒業と同時に
一気に手を引く。
「はい。明日からは自分でするのよ。」

これでは子どもも不安になりますし、
そもそも
自分でできる力が
身について、
しかもその経験を積んでいなければ、
うまくはいかないでしょう。

これでは
不安と自信喪失に
子どもと陥れるだけです。

少しずつ、
自分でできることは
自分でさせて、
たくさん失敗も経験して、
できるようにさせていく。

自立してからだって、
失敗はもちろんします。

その時に、
自分で対応できるようになっておくために、
親の見守っている中で、
失敗の経験も、
それを自分で何とかする経験も、
たくさんしておく必要があるのです。

あれをしなさい。
これをしなさい。

と子どもに指示ばかりしていて、
子ども自身に考えて行動する習慣を
つけさせていないと、
自立のための力を
育てることができません。

結局○○になっても、
自立どころか、
いつまでたっても
親の手をかけないと
いけなくなったり、
親を頼ったりすることになります。

まずは親自身が、
○○になったら。
をやめて、
したいことに向かって
「今」できることから
コツコツ進むこと。

そして子育ても、
自立に向けて、
「今」できることから
計画的に手を離し、
自分でできるように
育てていくこと。

いつか。
は何もしなければ、
いつまでたっても来ません。

望むいつかを
しっかりと手に入れるために、
「今」何をするのか、
考えていきましょうね。

片づけだって、
「いつか使うかも」
の「いつか」はこない。
って言われますもんね。

何もしなくて
いつかできるようになることなんて
どこにもありません。

何も教えなくて、
子どもが自立するスキルを
いつか身につけられるようになることは
ありません。

何もしなくて、
子どもが反抗期を過ぎたら
親子関係が戻るなんてことも
ありません。

何もしなくて
ただ子育て期間をじっと耐えて過ぎたら、
きっと楽になる。
なんてこともありません。

すべて、
「今から」何をするかです。

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