あなたと子どもの未来を良くするために

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子どもは思うように
ならないもの。

頭ではわかっていても、
実際に
思うように行動してくれないと、
腹を立てたりしてしまう。

この気持ち、
なかなか手放すことが
難しいようです。

子どもの目線になって
想像してみてくださいね。

もし自分が子どもだったとして、
親に、
自分が望んでいない行動を、
強要されたら
どう思いますか?

素直に従いますか?

それとも
反発しますか?

親の
どんな対応を
望みますか?

おかんなら、
こちらの気持ちに
耳を傾け、
最大限私の気持ちを
尊重してくれるような対応を
望みます。

だからこそ実際に、
そんな親になれるように
努力してきました。

自分だったら
絶対に望まないような対応を
我が子にしているのなら、
まずはそこから
考え直す必要が
あるのではないでしょうか。

それでもやめられないときは、
自分自身の中に、
もっと大きな理由が
あるはずです。

親が子どもに求める行動って、
だいたいは、
「勉強しなさい」
だったり、
「もっとちゃんとしなさい」
だったり、
「親の言うことをききなさい」
だったりが多いのですが、
このどれをとっても、
世間一般で
良しとされていることばかりですよね。

我が子がそれをしてくれない。
という事実を、
自分がちゃんと子育てできていない。
つまり、
母親としてダメだから。
だと思っていませんか?

自分の育て方が悪くて、
子どもが勉強しないんだ。

自分の接し方が悪かったから、
子どもがちゃんとしてなくて、
親の言うことも聞かないように
なってしまったんだ。

って、
心のどこかで
思っていませんか?

それで、
自分を認めるためには、
ちゃんとした母親であるためには、
子どもに
思う通りに動いてもらわないといけなくて、
だから
うすうすそんなこと、
押し付けちゃいけないのは
わかっているけれど、
その気持ちを手放せないのでは
ありませんか?

子どもがいい子でないと、
私はちゃんとした
母親とは見てもらえない。

それは、
子どもが悪いのではなく、
自分の育て方が
悪いのでもなく、
自分自身に自己肯定がないことが
一番の原因です。

過去の育て方や
接し方は、
今更変えることは
できません。

それに、
どう育てたって、
子どもは思うようには
なっていかないもの。

同じように育てても、
子どもはみんな
バラバラの個性をもって
成長していきます。

だからね。

今までのことは、
悔やんでも仕方がない。

自分を責めたって
仕方がない。

多分、
その時の自分は、
自分なりに一生懸命
やっていたはずだから。

そんな自分を
今になって否定しなくても
いいんです。

悔やむそのエネルギーを
今から
いい接し方、
もっといい母親になるために、
向けてください。

たくさん学んで、
たくさん実践して、
成長していってください。

いつからでも
遅くはないので、
今から
変えていきましょう。

何もせずに、
このまま時間だけが
過ぎていけば、
未来の自分が
今何もしない自分に
悔やみ続けることになります。

どう育てたって、
この子はこの子。

持っているものは、
花開いて成長していくのだから、
一般的ないい子になっていなくても、
その子なりのいいところを
見つけてほめて、
伸ばしてあげるように
していってくださいね。

いいところを
ほめると同時に、
できないところは
責めたり怒ったりせずに、
どうしたら
「本人が」機嫌良く
取り組めるようになるのか、
子どもの気持ちに
しっかり耳を傾け、
心を寄り添わせながら、
考えていきましょう。

いくらいいところをほめても、
できないところを
責めたり怒ったりしていたら、
子どもの自己肯定は、
どんどん下がっていきますから!

自分を肯定するためにやっていることで、
子どもの自己肯定を下げ、
大人になって
生きづらさを抱えてしまう人に、
我が子を育ててしまわないように。

気づいたときから、
行動は変えられます。

過去は変えられないけれど、
未来はまだまだ
変えていけます。

だって、
今これからの積み重ねが
未来なんだから。

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