勉強やお金の大切さを教えたい

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人の人生、
勉強やお金がすべてではない。
と、おかんは常々考えています。

でも、どちらも
人生を生きていく上で、
大切な「ツール」であることは
間違いないとも
考えています。

勉強をすることも、
お金を大事にしたり、
お金を貯めることも、
それ自体が目的になっては
いけないのです。

それは、
自分自身の目的の
達成のために、
必要であればすること。

だからこそ、
息子たちには、
勉強しなさい。
とか、
お金を貯めなさい。
とは言わなかったけれど、
なぜそれが大事なのか。
という話は、
いろんな機会に
してきました。

そして、
彼らが興味を持つことは
精一杯応援してきました。

また、
お小遣いの使い道には
一切口出ししませんでしたが、
お金に意識を向けられるように、
毎月お小遣いを渡すのとひきかえに
お小遣い帳の確認はしていて、
自分でお金の管理をすることの
大事さだけは、
言いつづけていました。

お小遣い帳の確認とは、
何にどれだけ使ったかを
チェックするのではなく、
子どもがきちんと記録して、
収支を把握できるように
していたかどうかを
見ていたのです。

勉強をしたら、
こういうプラスがある。
お金を大事にして、
将来を考えて貯めると、
こんなことがある。
という話を
したこともあります。

すべて、
勉強や貯金を
させるためではなく、
彼ら自身が
自分の頭で
自分なりに考えて、
何をするか決めるときの、
手助けとなるために。

そして、
勉強やお金の事以外にも、
身体を動かすこと、
たくさん遊ぶこと、
いろんな友達とつきあうこと、
様々な経験をすること、
などなど、
その時彼らがやっていることの、
大切さも伝えてきましたし、
それを認め、
応援もしてきました。

子どもの人生を
親が決めることは
できません。

親の望み通りに
歩ませることもできません。

無理に方向をつけることも、
できません。

親ができることは、
対話を通して、
子どもが自分で考え行動するのを
信じて応援すること。

いつでも寄り添い、
背中を押すこと。

大学に入ったものの、
先がまだ見えず、
なんとなく学生生活を送っている長男を、
今はそのまま受け止め見守っています。

たびたび進路を迷い立ち止り、
おかんに相談しつつ、
結局は元の道を目指して
今すべきことをこなそうと
している次男には、
そのたびに彼の想いに
耳を傾け、彼を肯定し、
彼が望む道をいつでも応援しています。

長男は、
奨学金と、仕送りのお金を
自分で管理し、
生活できているようです。

次男は、
バイトのお金で
遊ぶお金も、将来の貯金も、
自分なりに考えて
やっているようです。

勉強もお金も、
親が介入すればするほど、
子ども自身にその力は、
つかなくなりますからね。

家を出て自立するまでに、
何度も何度も
たくさん失敗して、
責めるのではなく、
自分の頭で考えさせて、
身につけていくことが大事。

なぜ大事なのか、
出来ればどんなプラスがあるのか。
を伝え続けていくことが大事。

それができるためには、
子どもとの対話が
きちんとできる親子関係を
作っておくこと。

子どもに信頼される親に
なっておくこと。

そこがベースになります。

そしてそのためには、
子どもの話にしっかり耳を傾けること。

ありのままの子どもを認めること。

子どもを信じて見守ること。

が必要で、
それをしていくためには、
自分自身のあり方を整え、
自分を認め、
自己肯定を持ち、
自分自身がまず、
自分の人生を
主体的に生きていくことが
大事なのです。

自己肯定は、
「ほめほめ」で
上げていきましょう。

「聴く」「認める」
「信じて見守る」力は、
「子育てコーチング講座」で
身につけていきましょう。

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