心配と不安と反対(3)

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子どものすることに、
反対したくなる。

それ自体は、
全然構わないと
おかんは考えています。

だって、
子どもがおかんの望むことしか
しない。
なんてこと、
絶対にないし。

ぶっちゃけ、
やってることのほとんどが、
反対したくなるようなこと
だったりも、します(笑)。

もしも息子たちから、
相談されたことが、
おかんにとっては
認めがたいことだったら、
おかんはどう答えるか。

まずはっきりと、
「それに賛成はできない」
「おかんはしてほしくないと考えている」
とは伝えるでしょう。

なぜそう思うのか、
おかん自身の考えも
きちんと伝えます。

でも、
反対はするけれど、
法律違反だったり、
人としてやっちゃいけないことで
ない限り、
むやみに止めたりは、
しないと思います。

自分で考えて、
決めて、行動するのは、
息子たちだから。

心配しているふりをして、
その行動を止めたりは、
しません。

反対の気持ちを持っていても、
それで行動を止めたりは、
しません。

子どもの行動は、
子ども自身のもの。

本人がしっかり考えて、
決めたことなら、
おかんには
どれだけ納得がいかなくても、
そこは尊重したいと思っています。

そもそも、
自分で考えて行動する子に
育てているはず。

そう言いながら、
考えて行動する機会を
奪ってしまわないように、
気をつけています。

子どもがどんな行動をしたからといって、
安心できることなんて、
まずないと思いますよ。

だって未来は、
わからないんだから。

何をしても、
未来まで確実にするのは
不可能。

不安が消えることなんて、
ないのです。

だからこそ、
今をしっかり生きることと、
どんなときにも
自分の頭で考えて行動することの
大切さを
子どもには伝えていきたいし、
自分もそうでありたいと
考えています。

そして、
いつも心配しながら
信じて見守るおかんがいること、
どんな時も絶対に
おかんという味方がいるってことを
伝えていきたい。

そう考えています。

心配と不安から
子どもの行動を制限したり、
コントロールしたり、
反対したりするのではなく、
心配し、
不安を持ちつつも、
いつも子どもを信じて見守る子育てをする。
いつも子どもの可能性を信じて、
味方として寄り添える親になる。

おかんは
子育てコーチングを通して、
そんな子育てを
目指していますし、
そんな子育てを
伝えていこうと
思っています。

なぜそう思えるのか。

それは、
完璧ではないけれど、
心配しながらも、
信じて見守ってくれ、
いつも味方でいてくれる、
両親がいると
感じていて、
そのおかげで
今、私は私の人生を、
一生懸命生きていられるから。

こうやって書くと、
「私の親はそんな接し方をしてくれなかった」
って感じる人も多いかもしれないけれど、
おかん自身
そう感じることができたのは、
子育てコーチングを学んで、
たくさん考えたから。

最初からそう感じて
そう育ってきたわけでは
なかったのです。

おかん自身の捉え方が
変わってきて、
そうだったんだ!
ってことに気づけたから、
今そう感じることが
できているだけです。

だからといって、
みんながみんな、
子育てコーチングを学んだら、
親に感謝できるようになったり、
自分を信じることが
できるようになるかと言えば、
それはどうかわかりませんけど。

ただ一つ言えるのは、
おかんは、
子育てコーチングを
学んでくださる方全員を
信じて見守り、
いつも味方となって
応援するお約束は
しているってこと。

この世の中に、
どんなことがあっても、
最低一人は
あなたの味方はいるのですからね。

親の有難みに
気づかない。。。

子どもってそんなものかも
しれませんよ。

人生のどこかで
気づくのかもしれないし、
一生気づかないのかもしれないし。

気づく気づかないに、
気をもむよりも、
自分がいつも、
子どもに尊敬される人であろうとして
生きていくことの方が大事だと
おかんは考えています。

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