身の回りのことができる子に育てる~次男編~

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長い長い春休みが終わり、
今日からやっと、
学校が始まります。

明日くらいからは、
お弁当作りが復活です。

この春休み、
次男との生活は、
親子の生活というよりは、
ほぼ同居人との生活に
近いものでした。

なんとなく、
大学生の息子となら、
こんな風に暮らすのかな。

というのを
先に体験した感じです。

一緒にごはんを食べたのは
数回。

リビングで
同じ時間を過ごしたのも、
数えるほど。

生活時間が
ほぼ重ならないので、
一緒に暮らしていても、
会わないことが
多かったです。

日中おかんは
ほぼ仕事で外にいます。

自分で簡単なものは作れるので、
お昼は
自分が食べたいものを
食べていましたね。

残骸をどう片づけるかは、
いまだ訓練中。

これまでは、
本人が片づけるまで、
ずっと放置する。

そして、
声をかけ続ける。

という方法でやってきましたけど、
いっこうに
めんどくささから
やらないので、
先日とうとう、
「片づけないなら、
ダイニングテーブルでは
食べないで。」

と言い渡しました。

それ以降、
ダイニングテーブルに
食べ終わった食器が
放置されることは
なくなりました。

彼の部屋に放置されるものは、
増えたかもしれませんが、
放置するとどうなるのか。
はしっかり伝えてありますし、
彼の部屋は
彼の領域ですからね。

「1人暮らしをすると、
こんな風になるんだな」
を生で見せてもらっているような
感じです。

晩ごはんも、
バイトのまかないで
済ますことが半分。

食べる日も、
そもそもお昼ごはんが
劇遅なので、
おかんが食べる時間には、
食べないことが多く、
一応作って冷蔵庫に
保管しておくと、
いつの間にか
食べていたり。。。

今、幼稚園とか保育園とか、
小学生とか中学生の
お子さんを育てているみなさん。

みんながみんな
そうなるわけでは
ないけれど、
こういう高校生の息子のパターンも
あるってこと、
覚えておいてくださいね。

こうなると、
子育てからの卒業は、
本当にあっという間に
なりますからね。

子どもが本当に
お世話を必要とする時間は
短いです。

というより、
将来的に
お世話をしなくても
よくなるように、
自分でできることは、
どんどん自分でさせるように
育ててきました。

その時は、
時間がかかるけれど、
越えてしまえば
あとはずっと
楽が続きます。

教えてしまえば、
自分がしんどい時や、
忙しい時には
頼めば洗濯とごはんは、
自分でやってくれますからね。

とはいえ、
本人がやりたくないときに、
無理に教え込もうとしても、
うまくはいきません。

子どもがやりたがっているときをとらえて、
教えているうちに、
できるようになった感じです。

洗濯も、
おかんは基本的に朝しか洗いませんので、
急ぎの洗濯物を
出し忘れたときには、
自分でやってもらいます。

今時の洗濯なんて、
ボタンを順番に押すだけなので、
手順を紙に書いて
張っておけば、
誰だって使えるようには
なるのです。

洗剤だって、
軽量なしで
ポンと放り込めるものも
ありますからね。

息子たちに頼むときは、
それを使ってもらうように
していましたよ。

子どもがやることに、
自分と同じ仕上がりを求めると、
いつまでたっても
合格点をあげられないことって、
多いです。

基本的なことが
できればOKにしておいて、
できるだけ簡単に
それができる環境を整える。

ハードルが低ければ、
子どもだって取り組みやすい
ものですからね。

将来ちゃんとできるかどうか。
ではなく、
最低限のことが
できればOK
で、見ていくほうが
いいですよ。

本人も
達成感を持ちやすいですしね。

自分がやった方が早いからと、
なんでもやっていると、
「おかんがするのが当たり前」
になってしまいます。

子どもが息子だったら、
それはそのまま、
女の人がするのが当たり前。
の感覚になりやすいし、
そんなこと言っていたら、
この先結婚相手なんて、
見つからない可能性が高いですからね。

息子であっても
娘であっても、
自分で自分の生活を
整え、生きていく力は
とても大事です。

自分の家庭の事情に合わせて、
子どもに
何を教え、
どう育てていくのかを、
しっかり考えつつ、
自分も行動し、
子どもも育てていく。

子育ては、
何も考えずに
できるものではありませんからね。

しっかり方向性を決めて、
取りくむためには、
考えることがとても大切。

たくさん考えて、
子どもが
自分の力で
いい人生を歩めるように
育てていくこと。

子育てコーチングで、
そんな子育てを
目指していきませんか?

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