辛い記憶・悲しい記憶を、忘れない

火曜日の夜に
マンションの中庭にある、
指定のゴミ置き場に出した、
本棚や整理ダンス。

丈夫だし、
まだまだ使えるものでは
あったのですが、
特にブランド物でもないので、
買取業者では
引き取ってくれません。

市に出す10倍以上のお金を払えば、
持っていってくれますが。

大きすぎて、
車に乗せることもできないので、
自力で
リサイクルショップに持ち込むのも
不可能でした。

かといって、
欲しい人が見つかるまで
我が家のスペースを
占領しておくわけにも
いかないし、
地震が来たら絶対に倒れるのも
予測できますし、
一刻も早く
手放したかったのです。

昨日の朝、
ちょうど家を出る時間に、
ゴミ収集車が来て、
大量の大型ごみの
回収が始まりました。

玄関を出た通路から、
回収場所がよく見えるので、
少しの間
眺めていたのですが、
ちょうど我が家から出た
本棚やタンスが
回収されるところでした。

大型連休後ということもあったのか、
我が家以外でも
大きな家具が
出ていました。

それにしても、
ゴミ収集車の威力は
すごいですね。

とても頑丈だった本棚たちが、
一瞬にしてくだかれ、
収集車の中に入っていきます。

金属の持ち手だって、
スチールの椅子だって、
収集車は
ガンガン飲み込んでいきます。

ものすごい音が
響いていました。

十分必要な時は使ったし、
もう使うこともないし、
持っていき場もないし、
引き取り手もないから、
仕方のない選択ではありましたが、
目の前で
これまで子どもたちが
使っていた家具が
砕かれ、飲み込まれていく光景は、
ちょっと辛かったです。

あの光景は、
ずっと忘れることが
できないだろうなぁ。

でも、
その記憶が残るおかげで、
今後、大型のものを買うときは、
とても慎重になると思います。

二度とあんな気持ちを
持つことがないように、
しっかりと考えて
持つことになるでしょう。

辛い記憶、
心の痛み、
悲しい気持ち。

それらは
できるだけあってほしくないもの。

でも、
それがあるおかげで、
今の自分が
より良い方向に向く気持ちも、
強くなると
おかんは考えています。

バリバリと砕かれ、
飲み込まれていく家具を
目の当たりにしたからこそ、
物を手に入れるときに、
しっかり考えて
我が家に迎え入れようと思いました。

毎晩眠る我が子の
顔を見ながら
後悔していたあのころがあるからこそ、
絶対に自分を変えて、
もっといいお母さんになりたい。

そう思ってここまでやってきました。

誰にだって
辛い気持ちになった過去は、
あると思います。

それを、
誰かを責める道具にするのか、
自分をより良くするための
エネルギーに変えていくのかは、
自分しだい。

あんなことがあったから、
私は今うまくいかないんだ。
きっと私は、
何をやってもうまくいかないんだろう。

私の親が
ちゃんと自分に接してくれていたら、
私はもうちょっと楽に
なってたと思うのに。

子どもがもうちょっと
いうことを聞いてくれていたら、
私だって
あんなに怒ったりしなくてよかったのに。

そう思って、
過去の自分や、
親や、
子どもを責めて
これからも生きていきますか?

それとも、
もうあんな気持ちを
自分は味わいたくない。

もうあんな気持ちを、
子どもには味合わせたくない。

あの辛さ、
あの痛みを
忘れずに、
また再びそこに
もどってしまわないように、
自分を整え、
子育てとの向き合い方を変え、
戻らなくても大丈夫な自分を作ることに
力を注いでいきますか?

誰のせいでもなく、
自分の責任で、
子育てや自分の人生に
取りくむ人を
おかんは全力で
応援していきます。

今辛いのは、
誰のせいでもなく、
もちろんあなたのせいでもなく、
ただ事実として
辛いあなたがいるってこと。

原因は色々あるでしょうけれど。

今その原因を追求して、
誰かや自分を責めることで、
今の辛さは解消できますか?

これから先も、
その辛さの中で生きていくのか、
幸せを感じて生きていく
自分に変わっていくのかは、
あなた次第。

自分の頭で考えて、
自分で決めて
自分で行動していくこと。

その一歩を踏み出せるのは、
あなた自身の力でしかありません。

どんなに大変でも、
そこに向かって
1ミリでも進んでいく。

そう決断したあなたを
おかんは全力で応援します。

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