アジサイの花のように

Pocket

先日実家に帰った時、
庭に咲いていたアジサイを、
もらってきました。

今度こそ、
大阪でうまく育ててみようと思って。

前に一度
失敗しているので、
今回はリベンジです(笑)。

しかも今回は、
庭に咲いているアジサイを
全種類もらってきました。

チャレンジャーおかんです(笑)。

今はまだ、
花がキレイに咲いているので、
カウンターに飾って、
毎日楽しんでいます。

その花たちを
見ていて思ったこと。

それは、
人って
いろんな人がいるけれど、
発達障害の子もいれば、
そうでない子もいるんだけど、
みんな同じ、
「人」というくくりの中にいて、
ある子は、
とても繊細で
育てるのに
気を遣うし、
ある子は少々の環境の変化にも、
気にせず育てられる、
まるで
いろんな種類の
植物のよう。

湿気が必要な
植物もいれば、
日向がいい植物もある。

寒さに強い植物もあれば、
寒さに弱くて、
冬場は家の中に
入れる必要がある
植物もある。

けれど、
その植物に合った環境で、
しっかりと育ててあげれば、
どの植物も
ちゃんと育ってくれるんだということ。

120年に一度しか
花を咲かせない、
竹のような植物もあれば、
毎年確実に、
長い間咲いてくれる花も
あるわけです。

どっちがよくて、
どっちがよくないとかはなく、
それぞれの咲き方で、
花を咲かせ、
子孫を残していくのが、
植物ですよね。

人だって同じ。

生き方や考え方は、
それぞれ違うけれど、
どれがよくて、
どれがよくないなんてことは、
ないのです。

みんなそれぞれの生き方で、
生きているだけ。

自分とは違うから
その他大勢とは違うから、
おかしい。

は、
ありません。

そう感じる自分がいること自体は、
事実としてあったりするので、
ダメとは思っていません。

けれど、
その価値観で
すべてを測ることは、
間違いだということです。

植物をうまく育てるには、
どんな環境が必要なのかを
知ることや、
どのくらい水が必要なのか、
よく観察していくことが
大切です。

子育てだってそうです。

その子に合った
接し方、
環境、
その子が必要としているものは、
1人1人違います。

今何を必要としているのか、
しっかりと観察し、
親が自分の頭で考え、
試行錯誤しながら
育てていくことが
大切なのです。

植物を買うと、
育て方ガイドが
ついてくることもありますが、
やはり、
お店や専門店の環境と、
自宅の環境は違うので、
ガイドの通りに育つとは、
限らないですよね。

子どもだって、
書いてある通りになんて、
そうそういくことは
ありません。

本を見るより、
その子自身を見て、
考えて育てていく方が、
うまくいきますし、
親自身も成長できる
やり方だと
おかんは考えています。

また、
実験でよく
厳しい言葉をかけ続けた植物や
食物と、
「ありがとう」などの、
温かい言葉をかけ続けた
植物や食物が、
どうなるかやっていますが、
人も同じで、
厳しい言葉しか
かけずにいると、
本来の力を持って
大きく成長することは、
無いのだと思います。

おかんで言えば、
育て方ガイドにあたるのが、
「子育てコーチング」という
やり方。

そこには、
基本的な対話のやり方があり、
それはすべてに使えるやり方と
なっています。

でも実は、
子育てコーチングのやり方だけを
学んだとしても、
それで子育てが
うまくいくとは
限らないのです。

だって、
親にも子どもにも、
いろんなタイプがいますし、
家庭環境も
年齢も、
ありとあらゆる条件が、
みんな違うのだから。

たったひとつの
決まったやり方を当てはめても
すべてがうまくいくわけは、
ないってことです。

それに、
本来コーチングを
誰かに対してする、
「コーチ」には、
自己基盤が整っていることが、
求められます。

自分自身の自己基盤を整え、
相手との信頼関係を築き、
コーチングマインドを
自分の中に落とし込んで、
実践できる人のことを
コーチと呼ぶのです。

自分自身がきちんと
定まっていない状態で、
コーチングのスキルを
うまく使うのは、
とても困難です。

ということは、
スキルを学ぶと同時に、
親自身のあり方、
親自身の自己基盤を
整えていかなければ、
使えるスキルは身につかない。

そのためには、
個人個人の親と
向き合っていくしかない。

これが、
おかんがセミナー形式で、
大人数の講座をしない理由。

超基本のやり方は
セミナー形式でも
学べるでしょう。

けれど、
それを自分の親子に
落とし込めなければ、
いずれまた、
壁にぶつかります。

みんな「植物」だけど、
同じ種類ではないんです。

それぞれに合わせた
育て方、
接し方が必要ですし、
自分のタイプを理解して、
自分がやりやすい
方法を探していくことが
大切なんです。

だからおかんは、
子育てコーチング講座を、
マンツーマンでしか
していません。

入門編を
グループ形式でお伝えすることが
たまにあるのみで、
本当に使えるスキルと
考え方、やり方を身につけていただき、
自分自身の自己基盤を築き、
自己肯定ができるようになるためには、
マンツーマンで、
その家庭の事情やタイプに合わせて
お伝えすることが
必要だと考えています。

効率は
めちゃくちゃ悪いけど、
しっかり効果を出して、
自分も子育ても
変わってほしいから、
おそらくこの先も、
マンツーマンでしか
講座はしないつもりです。

基本のやり方を
押さえたうえで、
家族それぞれの
気質もふまえて、
子どもをどう育てていくのか、
親自身に
自分で考え、育てていく力を
持ってもらう。

親自身のあり方、
親自身の自己基盤を整え、
自分を肯定するからこそ、
子どもを肯定することが
できるようになる。

それが、
おかんの子育てコーチング講座です。

遠方であっても、
電話やオンラインでの
講座受講を可能にしています。

遠方だけど、
どうしても対面で、
講座を受けたい方は、
ご相談いただければ、
どうすればできるのか、
一緒に考えます。

育て方が
人それぞれにあるように、
学び方も、
人の数だけ
あると思うのです。

ご自身に合った
スケジュールで、
ご自身に合ったやり方で、
子育てコーチングを学び、
それを使って子育てができる自分を
目指しませんか?

ただし。

カリキュラムをすべて学べば、
確実に変われるという
お約束は、
いたしません。

受け身で学んでも、
知識は身につきますが、
自分を変えることは
難しいでしょう。

確実に変われるかどうかは、
受講するあなたの
気持ち次第。

絶対に、変わってやる。

そう心に決めて、
諦めずにやり遂げる方を
お待ちしています。

そのお気持ちがあれば、
おかんはいつまでも、
全力で応援いたします。

いつかきっと、
お子さんもあなた自身も
このアジサイのように、
それぞれのカラーで、
素晴らしく花を咲かせることが
できるように。

« »