おかんのアンガーマネジメント

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水曜日に突然
次男からお願いをされて、
金曜日の夜、
再び友達が大量に
お泊まりに来ました。

今回は、
OKをするかわりに、
家じゅうのあちこちに、
放置されたままの、
次男の私物を片づけ、
自分の部屋をキレイにし、
元長男の部屋で、
今は次男のクローゼット部屋、
だけともう足の踏み場も
ないほど散らかっている部屋を、
とことん片づける。
という条件を出しました。

翌木曜日、
夕方家に帰ると、
本当に片付いていて、
リビングに私物はないし、
クローゼット部屋も、
きちんと片づけられていて、
床がほぼ見えている。

もちろん次男の部屋も、
すっきりと
片づけられてました。

あ、今はココではないですが。

条件をクリアしたので、
OK!
と思ったら、
クローゼット部屋の床を
覆っていた大量の服は、
全て洗面所に
移動してきていて、
またバリケードが(苦笑)。

片づけたんやなくて、
移動しただけやん!

と心の中で突っ込みつつ、
本当の意味での片づけを
次男が理解し、
行動できるようになるのは
まだ先だなぁ。
と実感しました。

今はまだ、
洗面所に持ってきたら、
順番におかんが洗濯をして、
クローゼットに戻ってきますからね。

来年からは、
それも自分でやって、
少しずつ学んでもらおう。

毎回片づけのたびに、
洗面所に形成される
バリケードですが、
今回も色々掘り出し物が・・・(笑)。

ズボンのベルトや、
この間洗って
畳んだままの姿の
替えのシーツ。

そして、
もう使わないであろう、
景品らしい
保冷バッグまで!

洗うもんちゃうやん。

と、
本人がいないので、
帰宅を待って
ツッコむおかん。

一応
洗うものと、
洗わないものとを分けて、
昨日から洗濯おばさんやってます。

ジムに行ってることもあり、
普段から洗濯物が多い次男。

2人暮らしなのに、
いつも洗濯機は
パンパンだったのですが、
涼しくなってきて、
服がかさばるようになり、
今度は大量に片づけという名目の、
服がてんこもり。

いつになったら、
片付くやらです(ふー)。

そこですでに、
おかんの怒りの感情に、
ちょっとだけスイッチが
入っていたのですが、
実際友達が来て泊まった翌朝、
次男の部屋からリビングに戻ると、
テーブルの上も
床の上も、
片付いていないままだったので、
さらに怒りが増すおかん。

昔なら、
大声で怒鳴って、
どんどん言葉も悪くなり、
それを聴いて
またさらに自分が
ヒートアップする。

という、
最悪の循環をしていましたが、
このあたりも
少しずつコントロールできるようになり、
今は
怒っていても、
暴走はしなくなりました。

おかんが変えたのは、
言葉でした。

ここが悪くなるから、
怒りが増す。

ならば、
逆にすればいいんでない?

という発想から、
怒った時こそ
丁寧に話す。

ということを始めてみたのです。

そうすると、
冷めた口調とともに、
頭の中もどんどん冷静になっていくので、
ヒートアップして
暴走することが
なくなりました。

また、
子どもたちも、
おかんが丁寧に話始めると、
いつもと違う!
と気づくので、
様子も変わってきます。

激しい怒りから、
静かな怒りに
変わっただけですが、
実はその方が
効き目があったように
思います。

思春期に入ってからは、
その方が息子たちも、
売り言葉に買い言葉的に、
荒れることも
なくなりましたからね。

お互いのためにも、
良かったと思います。

表情は
感情をコントロールすることが
できますが、
言葉もまた、
感情をコントロールすることが
できます。

感情は、
感情でコントロールできないもの。

怒ってはいけない。
イライラしてはいけない。

と思えば思うほど、
怒りやイライラは
増していきません?

だいたい、
相手が悪いのに、
どうしてこっちが
我慢しなくちゃいけないんだよ。
くらいのこと、
思ってません?

自分で自分の感情に
無理やり蓋をしようとするから、
しんどくなって、
途中から手に負えなくなって、
爆発するのかも
しれませんね。

そんな感情は
とりあえずおいといて、
軽いものなら、
口角をあげて、
表情を作ることで
和らげますし、
重いものは、
言葉を丁寧に丁寧に、
していくことで、
頭は冷静なまま、
対応がしやすくなります。

〇秒黙るとかは、
できませんでした。

話す前に深呼吸も、
できませんでした。

空白ができると、
息子たちに、
「聞いてんの?」
とか言われて
さらに気持ちを逆なでされたりも
しましたからね。

なのでたどり着いた、
丁寧語。

もちろんそれだけで
子どもたちの行動が
変わるわけではありません。

いう事を聞いてくれるわけでも
ありません。

あくまで
自分の感情の暴走が
ましになるだけですからね。

そこはお間違えないように。

そもそも
子どもが親のいう事を
聴くなんてこと、
当たり前ではないのですから。

今回は怒りを伝えるのに、
LINEで送りました。

面と向かっていうよりも、
さらに冷静になれます。

昨日の朝

「今日の夕方5時までに
リビングを元通りにすること

自分の部屋、
ベッドの下とかあちこち
ゴミだらけだったので、
掃除すること

クローゼット部屋、
このままの片付いた状態を
キープすること

この3つが守れないなら
今後リビングは貸しません」

と送りました。

この時次男は、
夜中じゅう友達と起きて
ゲームをしていたので、
まだみんなで寝ています。

そして夕方
おかんが帰宅したら、
リビングは惨状がそのままでした。
そして次男は外出中。

そこで再び
次男にLINE

「残念ですが
一つ目に書いたことが
守られていないので、
今後のリビングでの泊りは
なしとさせていただきます」

そしたら
すぐに返事がきましたよ!

「ごめん
教習あって
やってるひまなかってん
かえったらすぐやる」

深夜に帰宅して、
晩ごはんたべて
そのままソファーで
寝落ちしてたので、
今日の朝の時点で、
まだ片付いてません(苦笑)。

返事は早いけど、
行動は遅いのだ(爆)。

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