長い長い闘いが、終わるのかもしれない

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朝が「超」のつくほど、
苦手なうちの次男。

保育園時代は、それでも、
起こせばなんとか
起きていたものの、
毎朝機嫌を取るのに
とても苦労してました。

ほんのちょっと
地雷を踏むと、
あっという間に大荒れ。

時間通りに
支度を済ませ、
保育園に連れて行くのが、
どれだけ大変だったことか。

赤ちゃん時代
寝つきの悪かった長男は、
すぐに起きてしまうせいで、
朝起こすのは簡単で、
いつも機嫌よく起きてきてくれたけど、
赤ちゃん時代
ものすごくよく寝てくれて、
大助かりだった次男が、
その後、毎朝苦労するなんて、
思いもしませんでした。

朝起こすのは、
大きくなればなるほど
大変になりました。

毎朝30分くらいかけて、
あの手この手で
起こす毎日が来るのです。

おかげでおかんは、
朝が来るのが
憂鬱になったことも。

起こすのか、
起こさないのか、
日々葛藤でした。

中学生になると、
朝起きられず、
学校を休むことも
出てきました。

「起立性調節障害」という言葉も、
何度か頭をよぎりました。

次男の子育ては、
朝の起床との闘いだったとも
言えるのです。

そんな次男ですが、
この夏休みがあけた日から、
毎朝7時前に
自分で起きてくるように
なりました。

最初はたまたま起きたのか、
もしかしたら、
徹夜でもしたのかと
思っていたのですが、
あまりに毎日続くので、
昨日の朝、
本人にきいてみました。

おかん「最近、毎朝ちゃんと起きてるよね。」

次男「うん」

おかん「どうしたら、さっと起きられるようになったの?」

次男「ちゃんと寝てるし」

おかん「へぇーちゃんと寝たら、朝さっと起きられるんや!
    でも昨日はさ、夜1時くらいに帰ってきたやん?
    それでも今朝起きられたやん。
    大丈夫やったん?」

次男「1時に寝たら余裕で起きられるし」

おかんの心の声「ほんまか?」

おかんにとっては、
初耳でした!

だってこれまで、
もうちょっと早くに寝ていても、
全く起きられてなかったんだから!

それが、
1時くらいに「ちゃんと」寝たら、
朝楽勝で起きられる。
なんて!!!!

昔は10時に寝ても
ダメだったやん!

もう、
「どの口が言うてるねん!」
くらいの衝撃でした(笑)。

本人は得意気に、
「ちゃんと寝たら起きられるオレ」
って言ってますが、
おそらく成長とともに、
朝起きられない病が
おさまってきたのではないかと
おかんは考えました。

夏休みは、
毎日、ほぼ朝方まで起きていて、
昼まで寝る生活を
続けていた次男(毎度のことですが)。

朝は自分には無理だと考え、
バイトも夕方からしか
入れたことのなかった次男。

長期休みが来るたびに、
確実に生活リズムが
ズレていて、
果たしてこれで
新学期無事に学校へ
行けるのかと
心配してたのですよ。

毎朝の格闘は、
それはもう大変でしたからね。

なのに、
気づいたときには、
朝の苦労から
解放されてたなんて。。。

しかもこんなにあっさり。

嬉しすぎる(感涙)。

まだ、
この先も大丈夫という
保証はありませんが、

それでも彼の中で、
何かが少し
成長したんだと思います。

こうやって書いていて、
思い出しましたが、
そう言えば長男は、
小学2~3年生まで
おねしょで悩んでいたんだった。

でも、
一生治らないことは、
ないだろうと自分を励まし、
怒らず温かく
見守り続けたら、
ある日からピタッとおさまりました。

きっと
脳や体の発達で、
朝まで大丈夫になったんだろうな。

周りの
同年齢の子どもたちが
もうできることを、
我が子ができないと、
本当に悩みますよね。

でも、
お子さんもいずれは、
心や体が成長し、
それができるように
なっていくことも
多いのです。

子どもにはそれぞれ、
成長のペースやタイミングがあり、
それはみんな異なります。

一生今のままなんてことは、
絶対にない。

焦らず、
諦めず、
本人には怒らず。

その子のペースで
成長を見守れるおかんに
なっていきましょ。

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