子育てって、すべてが学びだと感じた日(その1)

Pocket

先日の夜、
次男が突然
おかんのところにやってきます。

こういう時は、
だいたい何かを
企んでるとき(笑)。

で、まずは彼の話を
聴きました。

大学も決まったことだし、
今から教習所に通って
年内に免許を取りたい。

だって。

なぜ急ぐのか?

それは、
年末に卒業旅行に行くから。

それも、
レンタカーで。

既に夏休みに、
免許を取った友達もおり、
もうレンタカーも
経験済みなんだとか。

おかんの頭の中には、
高校生が事故を起こしたニュースが、
いっぱい浮かびます。

もう心配でしかない。

でも同時に、
おかんの脳内で、
別の声がささやきます。

じゃあいつになったら、
心配じゃなくなるの?

高校卒業したら、
大丈夫なの?

20歳になったら
大丈夫なの?

いいえ。
いくつになったところで、
我が子が友達と
車で遠出するなんて、
心配でしかないのです。

だったら、
今心配だからといって、
止める理由は
ないんだよな。

それで止めちゃったら、
永遠に止めなくてはいけなくなる。

車なんて、
乗らなければ
技術は身についていかないし。

心配で乗せなければ、
いつまでたっても
うまくならず、
いつまでたっても
心配でしかない。

こういうの、
我が子の1人暮らしとか、
我が子のなんちゃらとか、
初めてのものには
いつも付きまとう問題です。

そういえば、
長男が小学6年生で、
友達と自転車で、
大阪城まで行く!

と言い出した時も、
同じように心配で、
悶絶しながら
見送った。

もっとさかのぼれば、
初めてなんとか
乗れるようになった自転車で、
1人で遊びに出かけた時だって、
もう何も
手に着かなかった。

それでも、
その心配や不安を抱えつつ、
笑顔で見送り、
毎回その気持ちと
闘いつつ、
少しずつ慣れていくしかないし、
最悪の場合のことは
いつも覚悟しながら
見送っている。

親ってそういうもんなんだな。

そして、
自分も子どものときは、
そうやって心配を
たくさんかけてきたんだな。

と改めて思います。

田舎に住んでいたので、
大学まで片道1時間かけて、
免許を取った直後から
毎日通ってたもん。

そして今だって、
大阪から実家までの道のり、
そして実家から大阪に
帰る道のりは、
いつも心配をかけているだろうと
思うもん。

だったら。

あたしも親だ。

息子たちに対して、
心配や不安を
いっぱい抱えて、
心の中では
やっぱりこれからも
悶絶しながら
表向きは最大の笑顔で
見守ろう。

あれから、
おかんの中では、
そんな気持ちが
出たりおさまったり
しています。

次男の
教習所に行く!

という相談というか、
報告に対しては、
しっかり聴いて、
その資金についても聴いて、
「わかった。」
って返事してあります。

てっきり、
バイトでその資金を
貯める計画だったから、
それが達成できたのかと思っていたら・・・

こういうところが、
ちゃっかり次男と、
気遣い長男の違いだけれど。

その詳しいお話は、
また明日書きますね。

« »