親がするのは、どこまで?

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昨日の続きです。
昨日の内容は、
こちらから

あちこち飛んで
書いてしまったので、
さらに話を
今回の長男の失くしものに、
戻しますね。
どんどん飛んでごめんなさい。

今回おかんがしたこと。

それは、
今までの自分の
知識と経験を総動員して、
「こうすればいいんじゃないの?」
というアドバイスをすることでした。

実は、
こういう事もあるかと思い、
長男には以前、
マイナンバーの通知カードを
携帯のカメラで
撮影しておくように
伝えてました。

前はすぐに見つかったのですが、
やはり、「ない」
と言ってきたことが
あったので。

そして
おかんのタブレットには、
おかんと次男の
通知カードの画像が
入っています。

ほかにもおかんは、
本籍地の住所やら、
車のナンバープレートやら、
メモ代わりに
写真を撮っておいてあります。

その画像を見れば、
番号はかけます。

そして、
その画像をプリントアウトして、
コピーすれば、
今回はギリギリしのげますし、
その後で、
再発行の手続きを
すればいいのではないかと。

もしこれで、
今回長男自身が
なんとかやって、
書類の提出が完了できたら、
次から同じ困りごとには、
本人が自分で対処できますからね。

応用までは、
もう求めていません。

以前はそれを求めて、
どうして応用が利かないんだ。
とイライラしていました。

けれど、
応用させるのが
難しい。
応用できるほど
経験値がない。
のであれば、
それは怒っても仕方がないこと。

それよりも、
いつか応用力まで
つけばいいな。
と願いつつ、
サポートし続ければいいんだ。と
思うようになったからです。

おかんがLINEで送った
アドバイスに、

「なるほど!
その手があったか!」

と、
ホッとした様子で、
自分のカメラに入っている、
通知カードの画像を
「これでしょ?」と
LINEで送ってくる長男。

が、しかーし!!

なんとそこには、
持っている長男自身の指が
写り込んでいる、
通知カードの画像。

テーブルや床に置いて撮影したのではなく、
手に持った状態で、
撮影していたのでした(爆)。

ま、これは、
次の課題にしておこうと
思いました。

今更言ったって、
どうしようもないからです。

「これで大丈夫かな?」
と言われても、
大丈夫かどうかは
おかんにはわからないし、
とにかく今は、
やるだけなので、
市役所に再発行にかかる期間について、
電話で確認しつつ、
プリントアウトしてみることを
提案しておきました。

子どもに対して
何かを提案する。

「こうした方がいいよ」
と伝える。

親としてはよくあることですが、
注意した方がいい点が
2点あります。

それは、
子どもが求めてから、
提案するのを
基本とすること。

求められていないのに、
それを披露するのは、
親の自己満足であって、
子どもにとっては、
うっとおしいだけです。

また、
あくまで提案なので、
それを受け入れるかどうかは、
子どもが決めることだと
認識しておくこと。

せっかく言ってあげたのに、
その通りにしない。

なんて、
提案を押し付けたあげくに、
必ずそれをやれと
縛る親には
ならないでくださいね。

それで子どもとの関係を
壊しているのは
親自身ですからね。

そうならないために
おかんはできる限り、
求められた場合は、
思いつくだけの
複数の提案をしておきます。

「こういうこともできるんじゃないの?」
「これもあるよね」
という具合に。

そして、
子ども自身に
どれでも選んでいいし、
この中からではなく、
自分で考える方法で
やってもいいよ。
と伝えておきます。

そしたら、
ひとつの提案に固執して、
子どもがそれを採用して、
実際に行動するまで、
うるさく言いつづけることは
なくなりますからね。

最後に、
長男には、
今回のことで、
親として言いたいことも
あったので、
しっかり釘はさしときました。

それは、
「次はどう対処したら、
大切なものを失くさなくて済むのか、
自分が簡単にできることを、
考えてやっておいてほしい」
と伝えること。

やり方は色々あるでしょう。

けれど、
本人が簡単にできることでなければ、
それは役には立ちません。

親目線で、
こうした方がいいよ、
こうしなさい、
は、
本人にはやりづらいかも
しれないのです。

長男は素直に
「はい」
って言ってました。

それをやるかやらないかは、
本人次第ですし、
あとは新しい
マイナンバーカードが
手に入った時に、
改めて、
「テーブルの上に置いて
撮影しといてね。
こっちにもその画像
送ってほしいんだけど」
と伝えるつもりでいます。

失くしものとのおつきあいは、
これで終わりに
なるかもしれないし、
ならないかもしれない。

また何かが起こっても、
できるだけ穏やかに、
笑いで包みつつ、
おかんができるサポートを
続けていきたい。

毎回
何かが起こるたびに、
それを自分自身の
成長のチャンスだととらえて、
もっといいサポートが
ないか。
そう考えつつ、
息子たちを見守っていこう。

そう思っています。

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