長男との新しい二人三脚が始まりました

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発達障害の子の自己肯定は、
本人が自分を認識し、
周りのたくさんの
同級生と違う自分に
気づいてしまうと、
どうしても低くなってしまいます。

家にいると、
親の声かけや
接し方で、
それでも安心できたりは
しますが、
外ではそうやって
親がそばについてあげられない。

特に発達障害は、
見た目でわかりづらいため、
しっかりした子と思われ、
そのことで本人が
辛い思いをしたりもします。

周りの期待や、
親の想いに
応えたいと思うけれど、
頑張っても空回りしたり、
家の外に
自分の味方がいないことで、
不安が大きくなって、
家の外に出ることが
しんどくなってしまう子も
いると思います。

残念ながら
親もすべてを
サポートしてあげられるわけではないので、
親子で辛い思いを
してしまうことが
あるかもしれません。

そんな時親は、
どうしたらいいのか。

どう接してあげたらいいのか。

昨日、
大学での人間関係から
少々がっつりメンタルをやられ、
SOSを出してきた長男に会うため、
京都に行ってました。

話をじっくり聴いて、
彼の心を受け止めていくと、
彼がここまで
ダメージを受けた
元々の原因は、
やはり発達障害の特性に
あると感じました。

周りの学生たちと比べたときの、
自分の強い劣等感。

そして、孤独感。

家族から支えられていることを
感じるがゆえに、
その期待に応えなければという
焦り。

一緒に暮らしていた時は、
それを感じても、
受け止め
話を聴くことができる
おかんがいました。

けれど今の彼は、
絶えず声をかけ、
話を聴いてあげられるほど
近くにはいません。

そこをどうやって、
支えていくのか。

新たな課題が
おかんに見えてきました。

こういう状況になると、
発達障害という特性を持って
生まれてきてしまったことに対し、
やはり
おかんも自分自身を
責めたくなるような感覚を
持ってしまいます。

もう少し強くしてから
家を出してあげることは
できなかったのか。

あれこれと、
できなかったことにも
目が行きます。

でも、
それをおかんが口にすると
彼は全力で
それを否定してきました。

「あなたはとても
頑張ってくれた。」

「あなたは悪くない。」

「あなたはいつも
そばに寄り添ってくれた。」

ただ、
それに応えられない自分が
情けないし、
悔しい。

そんな言葉だけが
出てくるのです。

いつか彼が、
笑顔でそれを
口にできる日がくるように、
おかんが今出来ることを
時々リアルタイムで
お伝えしていこうと
思っています。

一旦すべての感情を
吐き出したので、
彼は、ほんの少し
落ち着きました。

ちょっと部屋も荒れていたので、
夜中までかかって、
一緒に片づけました。

彼自身も
少し気づいたようですが、
彼も、
彼のルームメイトも、
片付けがとても苦手で、
今彼らが住んでいる部屋は、
どこからどうやって
整えていけばいいか、
もはやわからない状態に
なっているようです。

心と家の状態は、
リンクしていますからね。

ゆっくり片付けも
手伝っていこうと思っています。

おかげで、
探していた、
マイナンバーの通知カードが
見つかりました!

今日が提出締め切り日だったのに、
今回のトラブルのショックで、
手につかない状態だったので、
これは本当に、
不幸中の幸い。

彼の気持ちに寄り添い、
一緒に今の辛さを感じつつ、
この先の彼の未来に
目を向けつつ、
コーチングをフルに活用して、
おかんのがっつりサポート、
始めます。

発達障害児への
接し方や
自己肯定の育み方、
将来の自立について、
少しでもみなさんの
お役に立てるような気づきがあれば、
どんどんシェアしていきたいと
思っています。

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