瞬間湯沸かし器から卒業しよう

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朝から晩まで
子どもにガミガミと
あれこれ言いつづけていると、
子どももそれに慣れっこになり、
右から左に
聞き流すようになりますよね。

「あぁまた始まった」
くらいに。

そうなると、
子どもには響かず、
子どもの行動も
変わらないので、
いつまでたっても同じところで
イライラして
ガミガミ言うことになります。


親も親で、
ガミガミ言うことが
当たり前になりすぎると、
些細なことでも
すぐにカッとなって
言ってしまいがち。

頭と体が
その状態を当たり前だと、
普通だと、
感じてしまうのでしょうね。

そうなると、
子どものためにとかではなく、
自分の感情で
当たり散らす状態に
どんどんなっていきます。

いつもイライラしていて、
ふと我に返ると
反省して
自分を責めてばかり。

こんなことで
子育てが楽しいはずは
ありませんし、
お子さんだって、
うちにいるのが
楽しくもないし、
安心、安全でもなくなってしまいます。


だからといって、
ガミガミを無理に封印し、
我慢していても、
すぐに限界がきて
うまくはいかないですよね。

まずは、
自分自身の心を緩め、
落ち着くことができる状態に
自分を持っていくことからです。

そのためには、
安心して自分の気持ちを
吐き出せる相手を持つことが
必要です。

そのうえで、
子どもに伝わり、
自分もイライラしなくていいための
ステップを
考えてみました。


・一般論ではなく、自分の軸で。
 けれど押し付けない。

子どもに怒るときって、
世間や周りの目を気にして、
子どもがやっている、
正論や、一般論から
外れていると感じる部分を
感情的に責めたり、
その枠にはめようとしていることが
多いです。

そういうのって
子どもは敏感ですからね。

思春期になってくると、
それは反発の素になります。

だからこそ、
まずは自分の軸を持つこと。
自分自身がその軸で
生きること。

そして、
その軸に沿って、
感情的に怒るのではなく、
今自分がどう感じたのかだけを
伝えるようにしていきます。

ただしそれはあくまで
自分の軸。

自分の基準なので、
無理に押し付けて
その通りにさせようとは
思わないこと。

勢いで
自分の軸を押し付けたりはせず、
まずは落ち着いて
子どもの話を聴きましょう。

子どもには
子どもの事情があり、
子どもなりの考えが
ありますから、
そこにしっかり耳を傾け、
否定せずに聴くことが
最初にすることです。


「私って瞬間湯沸かし器だから」

私、最初は
自分で自分のことを
そう思っていたんですよね。

でもそう思っていたり、
それを周囲に言っているうちは、
その言葉が免罪符になって、
何も考えずに
瞬間湯沸かし器になることしか
できていませんでした。

そうなりたくないと思いつつ、
瞬間湯沸かし器である自分を
肯定してしまっていたのだと
今振り返れば思います。

だって、
うまくいかなくても、
「だってホラ、私って瞬間湯沸かし器だから」
って言えばいいんですもん。

だから
自分で自分のことを
そう言っているうちは
変われない。


ちょっと話はそれますが、
自分のことや、
今いる状況を、
なりたくない方で、
表現していませんか?

私は瞬間湯沸かし器だから。

私はネガティブだから。

私はいつもイライラしているから。

私はこの子とは相性が悪いから。

仕事が忙しいから。

家事が大変だから。

夫が相手にしてくれないから。

家族が私を認めてくれないから。

子どもがいう事をきかないから。


言えば言うほど、
その通りの状態に
なっていきますからね。

まるで自分に
呪いをかけているようなものです。

この子は発達障害だから。

っていうのも、そうです。

だから、なに?

発達障害だから。
って言葉で
全てをあきらめたり、
うまくいかないことを
そのまま肯定していませんか?


なりたくない状態から抜けるには、
自分が発する言葉に
敏感になって、
その言葉を口にするのをやめること。

つい口からでてしまったら、

「瞬間湯沸かし器だったけど、
今から変わろうとしているんだった」

「この子とは相性が悪いと
思っていたけど、
そうではないこともあるよね」

って、
違う方を
自分に言い聞かせておいてください。


なりたくない方の自分、
いたくない方の状況を
自分で認めないこと。

自分の気持ちを
安心して吐き出せる相手を
見つけること。

一般論や正論で
責め立てる前に、
子どもの話をよく聴くこと。

言いたいことは、
自分の軸で伝えること。

伝えたら、
あとは本人に任せて、
その通りにするかどうかは
見ないこと。

お子さんがそれでも
同じことをしたら、
もう一度同じ順序で、
接してみてください。

そもそも、
あなたの思う通りに、
子どもは行動しなければいけないのか?

そこを自分自身に
問いかけつつ、
やってみてくださいね。

続きはまた明日
書いていきますね。


今日もまた、
笑って過ごせますように。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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