我が家の冷蔵庫にあったもの

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昨年の秋くらいから、
食べる時間がバラバラな次男。

しかも、
細マッチョを目指し、
「毎日鶏むね肉を食べる!」
と決めた次男に
おかんはついていけず、
だんだん夕食は
各自が自分で食べたいものを
作るスタイルになりました。

作るのは別だけど、
片づけるのは全部おかん。
ってところが、
全く納得できてないおかんです。

今までなんど抗議したことか(涙)。

けれどそれは、
すべて次男に
華麗にスルーされ続けています。

腹立たしいけれど、
片づけないと
自分のごはんが作れないので、
仕方なく片付けてるんですけどね。

心の中で、
「早く引っ越ししろ~」
と呪いのように唱えながら(笑)。


おとといの夕方、
帰宅して夕食をつくろうと、
冷蔵庫を開けると、
そこにはラップのかけられたお皿。

中に見えるのは、
ハンバーグのような、
唐揚げのような、
よくわからない謎の食べ物。

次男がお昼をつくりすぎて、
食べきれないものを
置いておいたのかと思いました。

我が家では、
自分が作ったものは、
自分が責任を持って、
最後まで面倒を見るのが、
私と次男との
暗黙のルール。

なので、
おかんはそれには手をつけず、
お皿は冷蔵庫の中で一晩。

昨日、
ちょうど夕食を作りに来た
次男と顔を合わせたので、
「このお皿にあるものなぁに?
自分でどうにかしてね!」
と笑顔で伝えたら、
次男からまさかの回答が。

「ああそれ、Aが昨日の昼に作ったやつ」

どうやら
我が家のキッチンを
使っているのは、
私と次男だけではなく、
Aくんという
次男の友人もだったという事実!!

Aくんは、
次男の高校の友人なのですが、
よほど気が合うらしく、
数え切れないほど我が家に
泊まりに来ている子。

ある日など、
親と喧嘩して、
追い出されたので
しばらく家に置いてほしい。
何て言ってたことも、
ありました。

その時は幸い、
一晩で戻ったけど(笑)。


とにかく、
次男がAと呼び捨てにしているので、
おかんもついつい
Aと言っちゃいそうなくらい、
頻繁に泊まって
普通に我が家で過ごしています。

そうか、
おとといの昼は、
Aがつくったんか~。

以前、
おかんがたまたま
昼過ぎに忘れ物を取りに、
家に帰った時、
昼ごはんの後片付けの洗い物を、
Aがやっていて、
次男はリビングのソファーで
テレビをみていたことがあって、
思わず心の中で、
夫婦か。
って突っ込んだことが
あるのですよ。

そのときは、
「食器は食器洗い機でやるから、
もう洗い物しなくていいからね~」
って伝えてたら、
それからは
キッチンはそのまま放置になったのですが、
まさかつくる方も
やってるとは
思いもしなかった。

もちろん次男が
作っている日も多いのですが、
どうやらその日の気分で、
「オレ作るわ」
みたいなことに
なっているもよう。

もはや我が家、
シェアハウスの様相を呈してきましたわ。


嫌とかは
全く思わないし、
なんだかおもしろいな~としか
思ってないのですけどね。

ここは私のキッチンだから。
っていう、
私の城感とかは、
全然、ない。

むしろ、
みんなが使うのだから、
使いやすいように
わかりやすいように
片づけておこう。

くらいに思ってます。

やっぱりシェアハウスやん。


この間次男が、
部屋をそのまま置いておいてくれ。
と言ったのも、
おそらくAが
泊まりに来ることを
想定しているのだと、思う。

仲良すぎ(笑)。

仲良すぎて、
見た目が同じなので、
後ろ姿で見間違えて、
声をかけてしまったことも
あるくらい。

こういう友達が
いてもいいよね。

こんな友人関係が
あってもいいよね。

こんな我が家の暮らしが
あってもいいよね。

こうでなきゃ。
を手放してからは、
面白いくらいに、
何でも楽しめるように
なりました。

こういう生き方が
あってもいいよね。

こういう子育てが
あってもいいよね。

こういう親子が
いてもいいよね。

自分が納得してれば
それでOKってことです。

別に誰かに、
迷惑はかけてないし。

おかんにキッチンの後片付けで、
迷惑はかけてるって
気づいてほしいけどな。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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