親子でやらかしています

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昨日のお昼前、
長男から突然の電話。

もともと午後に、
先日帰省時に
バイクのため
持って帰れなかったものを
車で届けてあげるよ。
と話していたので、
行く予定には
していたのですが、
電話の内容は、
ちょっと予想とは
違っていました。

「奨学金の手続き勘違いしてた」
「まだ提出してない書類があるらしい」
「それ、そっちにない?」

いやいや

突然言われても、
全くわけがわかりません。

書類は先日、
全部片づけた後だったので、
すぐに引っ張り出せたのは
良かったけれど、
手元に保管している書類が、
長男の言う書類かどうかが
よくわからず。

おまけに、
ちょうど課題の締め切り日とかで、
一度に二つも
やらなくてはいけないことが
押し寄せてきて、
軽くパニックになっています。

それはおかんの
しったこっちゃないけれど。

「この書類じゃなければ、
もう手元にはないよ」

のおかんの言葉に、
電話の向こうで
軽くキレてる長男。


あーだこーだと
文句を言い始めたので、
ついつい
「だってしょうがないじゃない」

話を打ち切ろうと
してしまったのでした。

すると長男から
「愚痴くらい聴いてくれよ」
と。

「!」

やらかしました。

そう、
彼はパニックになって、
落ち着くためにも、
言ってもしょうがない愚痴を
吐き出したかったのですよ。

でも気づかないおかんは、
もともと
「しょうがないもんは、しょうがない」
という性格なので、
バッサリ切ろうとして、
長男に言われてしまったわけです。

なかなか
言葉で直接言ってもらえないと、
気づかず素通りしてしまうんだな、これが。

気づいて
「そうか。
どうぞ。聴くよ。」
とは言いましたけどね、
すでにぶった切ってしまったので、
それ以上彼から言葉は出てこず。

あーあ
悪いことした。

久々にやらかしたので、
ちょっと落ち込みました。


どれだけ
子育てコーチングやってても、
失敗します。

もともと
先走りタイプだから、
結論さえ見えたら
あとはどうでもいいところがあるから。

仕事でなら
かなり聴けるけど、
やっぱり家族となると、
素が出るよね~。

それに私自身、
奨学金絡みだと聞いて、
ちょとと焦ってたところあるし。

いろんな思いが
出てきます。

とはいえ、
「こうなったのも、
長男のせい。」

とは思わない。

彼は思い込みで行動して、
直接指摘されて、
後から気付くことも
多いから、
こういうことって
起こりがち。

それも特性の一つだろうと
思います。

有難いことに、
大学の事務局の方は、
締め切り過ぎても、
こうやって電話で
フォローをしてくださっている。

今までも
これに助けられてきた。

ただ残念なことに、
現在大学は
構内に入ることができなくて、
やり取りが電話とメールのみに
限られていて、
長男にとっては
直接確認する。
という
一番安心できる方法が
とれない。

難しいけれど、
今出来ることを
やるしかないんだな。

そう思っています。


で、
自分自身の「やらかした!」
については、
こう思うように
しています。

確かに今
自分はやらかした。

長男をがっかりさせたようである。

けれど以前なら、
それを指摘されたら
倍以上言葉で
返していただろう。

それをせず、
もう一度「どうぞ」を言えた。

結果として
彼の言いたいことを
遮ってしまったけれど、
聴く耳持たなかった
以前の自分からしたら、
成長はしている。

理想の自分に
足りないところを
自分の中から掘り起こして、
自分を責めるのではなく、
昔のできなかった自分と
今の自分を比べて、
出来ているところを探していく。

100点ではないけれど、
0点でないとは思う。
それでいい。

まだまだ
成長する余地があり、
伸びしろがある自分で
それでいい。

自分にできる範囲で
私はとにかく頑張っている。
それでいいのだ。


そこまで自分の気持ちを持っていき、
いざ長男のところに
向かいました。

有難いことに、
その間に彼は彼で
落ち着いていて、
おだやかに
書類を渡し、
コピーするために
コンビニに向かい、
「お昼まだやねん」
という彼のために、
ファストフード店にも立ち寄り、
全てをお支払いして、
帰ってきました。

「払ってもらう気満々で
手ぶらで出てきた」

満面の笑みで
そう言う長男に
心ほぐされ、
おかんが癒されました。

まだまだいろいろ
ありそうだけど、
今はこれでいいや。

次が起こったら、
またその時に
一所懸命、考えよう。

どんなことがあっても、
そのたびに自分が
一所懸命立ち向かうことだけは、
間違いない。

できるかどうか。とか
うまくやっていけるかどうか。
ではなく、
自分は対処していくんだ。
という気持ちがあれば、
それでいいと思っています。

今日もまた、
笑って過ごせますように。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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