高校生活最後の三大イベント、遠足前夜祭はじまる

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その後のお話
翌日のこと
見解が違った話
週末の出来事
おかんの大誤算

2週間前に
交渉をされてから
ほんと色々ありました。

鍵を失くしたあと
一日だけ、
おかんの方が先に出るので、
おかんの鍵を貸したことがあるのですが、
午後から忘れ物を
取りに戻ったら、
置いてあるはずの場所に
鍵はなく、
おかんは家に入ることが
できなかったりも
ありました。

ちょっと不本意というか、
ほぼゴリ押し感はありますが、
結局予定通り、
前夜祭は決行。

夜になり、
続々と次男の友達が
やってきます。

一気に全員が
やってきたわけではなく、
第二弾は、夜11時を過ぎてから。

きっと
バイト終わりの子も
いたのでしょうね。

友達が来るのと入れ替わりで、
おかんは次男の部屋に
入ったのですが、
「片づけた!」
と言って胸を張ってた
はずなのに、
床にはまだモノがいっぱい。

一応壁際に寄せて
置いてはいましたけどね。
おかん的には
あんまり片付いたようには
思えない。

ま、次男の感覚で
「片づけた」なのだから、
これはしょうがないと
思うんですけど。

そしてベッド。

ベッドの上には、
リュックや靴下などが
散らばっていて、
寝るためには
どかさないといけない。

でもそもそも、
おかんがそれをする必要ある?

そう思ったので、
次男を呼び出して、
目の前で片づけてもらいました。

ここまで大幅に、
「片づけた」の感覚が違うなんて、
おかんの予想を
はるかに超えていましたが、
それでもこれが、
次男にとっての「片づけた」
なんだってこと。

ま、彼の部屋ですし、
おかんにしてみればそこは、
治外法権みたいなもの。

基本口出しはしないし、
こうやって泊まるのも、
その日を入れて3回のはず。

使う場所さえ
整っていれば、
よしとしておこう。

その代わり、
共有スペースについては、
今後も
おかんの基準で
片づけてもらうので、
うるさく言いつづけることには
なるでしょうね。

その後、
11時前になっても
彼等の声が聞こえてきて
正直うるさいので、
何度か注意しました。

次男の返事は、
「今日は抑えてる」
「だいぶ静かにしてる」
でした。

たしかに、
前に比べたら
声の音量は
小さくはなってる。

でもうるさいんだよ。

おかげでおかん、
なかなか寝付けず。

12時過ぎにようやく
うとうとしかけていたのに、
ドアの音で
また目を覚ます・・・・

我慢ならん。

また次男に連絡。

「相当うるさいって」
「ドアの音が響いて目が覚めた」

次男からも返事が返ってきます。

「ドアはごめん静かにするわ」
「声は相当抑えてる」

これで抑えてるんかーい!

と突っ込みたくもなるけれど、
一応静かにしてくれたのか、
おかんが深い眠りに入ったのか、
その後は気づくことなく、
朝になりました。

前回よりは、
確実に寝られてるわ!

喜んでる場合では
ないけど。

そして朝、
その日だけは、
前日の夜に、
メルマガの準備をしていたので、
朝から布団の中で
のんびりするおかん。

朝6時に出るって
言ってたけどな~。

もうみんな、
起きてるのかな~。

そう思っていたところに、
次男から連絡が入りました。

「部屋交換してくれる?」

「いつ?」

「六時」

ってあと数分じゃないか!

リビングの窓を開けて
換気をすること。

ゴミを自分の部屋に持っていくこと。

それだけ伝えて
大急ぎで
持ち込んだ自分の
まくらや掛け布団をまとめ、
荷物を抱えて部屋を出ると、
すでに数人、
部屋の外で待っていた!

そしてそれから
1時間半ちかく。

彼等は交代で洗面所を使い、
にぎやかに身支度をして、
結局いつもの時間近くになって、
出て行った。

やっと静かになった家で、
ちょっとだけホッとする、おかん。

朝から
メルマガも書かず、
のんびりゆっくりする予定だったのに、
彼らが結構ギリギリまで
家にいたので、
朝の家事は
そこから大急ぎ。

結局次男に
振り回されただけのような
気もするこの2週間でした。

改めて
学んだこと。

それは、
やっぱり人の感覚なんて、
同じにはならないってこと。

「片づけた」の感覚も、
「うるさい」の感覚も、
「早めに」の感覚も、
どれもこれも、
同じになることなんて、
まずないということ。

きっと、
「勉強してる」
だって、
親と子では
天と地ほど
違うはず。

親にしてみれば、
「してない」
と思うことでも、
子ども本人からしてみれば、
「やってる」
になることなんて、
いくらでもあるし、
その逆もある。

だって、
違う人なんだからね。

自分の感覚だけを
ものさしにして、
他人を見ちゃいけない。

それがいくら
我が子であったとしても。

他人を測るのは、
他人のものさし。

自分を測るのは、
自分のものさし。

そこを間違えちゃ
いけないんだろうな。

その人を、
その人のものさしで
見ようとすることが、
その人を尊重するってことに
繋がっていくんだと
おかんは思います。

どこまでを
自分のものさしで
見るのか。

どこからを
相手のものさしで
見るのか。

だからこそ、
境界線って必要なんだと
思います。

どれだけイライラしても、
どれだけハラハラしても、
相手の境界線より向こうには、
土足で入らない。

郷に入っては郷に従え
って言うでしょ。

我が子であっても、
その子のテリトリーの中では、
その子のルールを尊重すること。

その子がどんなルールを
作っていくのかは、
その子自身の気質と、
育て方だと思います。

育て方の影響は、
100じゃないけど、
0でもない。

そこは親自身、
しっかり自覚して、
きちんと関係性を築き、
伝えることは
伝えていかないといけないし、
親自身
自分の行動が
子どものモデルになっていることを
意識して、
自分を整えていく必要は
あると考えています。

片づけを、
ほぼ台無しにして、
探し続けた次男の鍵。

遠足の翌日、
バイトの友人のバッグから
無事見つかりました。

「間違ってその子のバッグに
ポイっていれたのかも」

とか言ってましたけどね。

なんだよそれ(怒)

無事に見つかって、
本当に良かった。

玄関の鍵の取り換え、
真剣に検討してましたからね。

終わってみれば、
予備の鍵も見つかって、
めでたしめでたし!?

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