信用できない子どもをつくっているのは、親かもしれない

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昨日から、
「親子間に信頼を築くために大事なポイント」
について
書いています。

昨日の記事はこちら

今日は、
・疑う気持ちは引き寄せ力が大
について
書いていきます。

人の脳は、
自分が決めた内容に沿って、
情報をインプットしようと
する。

昨日、そう書きました。

だから、
子どもを信じる。
と決めれば、
信じられるような情報が、
脳には入ってくる。

逆に、
最初に自分の脳に、
「疑わしい」
とインプットしてしまうと、
それに見合う情報ばかりが、
自分の脳には
届いてしまいます。

そしてますます、
疑いは強化されていくのです。


よくパートナーの浮気でも
それは起こります。

ふとしたことがきっかけで、
「この人は浮気をしている」
と思うと、
それを前提に
相手を観察し始めますから、
それを裏付ける証拠ばかりに
気づいていくのです。

そして
ホワイトはグレーに。
グレーは限りなく黒に
見えていく。

そうなると、
そうではない証拠など、
目に入らなくなってしまうのです。

人間の脳の働きって
すごいんですよね。


他にも、
例えば春になって、
春らしいワンピースがほしいなぁ。
と脳が感じると、
雑誌でもネットでも、
街中でも、
やたらとワンピースが
目につくようになります。

今やネットは
こちらの先を行きますから、
何かの際に、
ちょっとワンピースをみていたら、
もうその後は、
何の画面をあけても、
そこにはワンピースの画像が
これでもかと並び、
「おお!探していたのはこれだ!」

感動の出会いをしたかのような
気分になって、
1着お買い上げ。

みたいなことが、
起こってしまうのですよ。


脳というのは、
本人が
意識するとしないとに
関わらず、
インプットされた情報に
沿った情報を
どんどん収集してしまうのです。

だから、
子どもの様子を見て、
「おかしい」
「疑わしい」
なんて先に感じてしまったら、
それに見合う子どもの様子が
主に入ってくるように
なるのです。

そして
恐ろしいことに、
人は相手の無意識に抱えている
その前提をも感じ取る能力を
実は持っています。

親が子どもを疑い、
子どもがそれに気づき、
自分は愛されないんだ。
と理解してしまうと、
逆に
親が望まない行動、
親の疑う気持ちを
増幅させる行動を
進んで取るようになります。

自暴自棄ってやつですね。

頑張っても、
この人は自分を認めてくれない。
愛してもくれない。

だったらもういいや。

自分のことを
信じてくれないのなら、
自分もそれに応えてやる。

という思考がはたらき、
自分を大切にもしなくなります。


じゃあどうすればいいのか?

脳の働きを理解し、
「おかしい」
「疑わしい」
と感じる自分を自覚したら、
自分に言い聞かせ続けること。

それも、
「おかしくない」
「疑わしくない」
ではありません。

脳は否定形を理解しない。

と言われていますから、
「これでいい」
「この子は大丈夫」
と自分に言い聞かせ、
それに見合った情報を
脳が収集するように
仕向けて行くだけです。

つまり、
この子は大丈夫。
この子を信じる。
この子は信じるに値する子だ。

と、
根拠はなくても、
信じ続けることで、
それが子どもに伝わり、
子どもがそれに応えてくれるようになれば、
状況は変わっていく。
ということです。


けれどこれは
ただやみくもに
信じるだけでは
成立しません。

3つ目のポイントを
押さえなければ、
気持ちだけ整えたって
うまくはいかないことが
あるのです。

続きは明日書いていきますね。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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