エモい子育て

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今もそうですが、
息子たちの前では、
とても感情豊かな
おかんでいることを
心がけています。

嬉しい時は
大喜びし、
楽しい時は、
テンション爆上げ。

たまには彼らに
ウザがられることも
ありますが(笑)、
それでも
素直な感情表現を
心がけています。

でも実は、
昔は完全に
逆だったのです。

それまでは、
子どもを怒るとき、
自分が疲れたり
思い通りにならず、
イライラしているときのみ、
感情をあらわにしていた
気がします。

そして、普段は
いい時でも、
それほど感情を
表に出さないことが
多かったのです。

冷静だけど、
怒ると怖い。

そんな雰囲気だった
気がします。


そんな毎日、
楽しくない。

心からそう思っていました。

今思うと、
そりゃ当たり前だよ。
って思いますが、
当時のおかんは、
自分で勝手に
自分を縛って
そういう自分であろうと
していたのだと
思います。


けれど、
子育てコーチングを学んで、
おかんの子育ては、
180度転換しました。

きっかけは、
「認める」ことを
たくさん考えていく
経験を通して、
自分を素直に
認められるように
なったことだと
思います。

私、大声で笑っていいんだ。

楽しいと感じていいんだ。

もっと感情を表現していいんだ。

喜怒哀楽を
表に出すというのは、
子どもっぽいと
どこかで無意識に
思っていたのかも
しれません。

子どもと一緒に、
子どもみたいなことを
してもいいんだ。

たまには
子ども相手に
駄々をこねてもいいし、
親だから。
なんて取っ払って、
自分でいよう。

少しずつ
少しずつ、
自分にしみこませるように、
「それでいいんだ」
と言い聞かせ続け、
そのうちそれが、
行動になって出てきました。


そんなことをしたら、
いい方も悪い方も
感情がだだ漏れで、
怒るときも
すごくなるかもしれない。
って思うじゃないですか?

それが実は、
プラスの感情を
解放したことで、
そっちでエネルギーを
発散できるようになったのか、
以前ほど
イライラしなくなったし、
感情的に怒らなくても、
気持ちが保てるように
なったのです。


結局、
感情は
喜怒哀楽すべては
今自分の中にある
エネルギーの発散で、
いい方できちんと出していたら、
悪い方ではそこそこしか
出てこない。

けれど、
いい方を抑え気味にしていると、
悪い方だけに
バーっと出てきやすい。

そんなことに
なっているのかも
しれません。


それからは、
自分自身の
感情コントロールが
少し楽になりました。

いつもガミガミ
感情的に怒っていたけれど、
そこは感情を押さえて
事実を伝え、冷静に。

これが、
無理に我慢せず
できるようになったのは
本当に驚きでした。

昔のおかんと
同一人物とは
思えない。

自分のことながら
そう感じることも
多いです。

逆に、
それ以外の部分では、
親として。
ではなく、
1人の感情を持つ人として、
素直にその感情を出す。

それでいいんだ。

親であっても
大人であっても、
子どもみたいに
素の感情で
いてもいいんだ。

自分にそう許可を出せたことは
すごく自分にとって、
プラスになりました。


いい子でいよう。
いい人でいよう。

そう努力すればするほど、
プラスの感情を
上手く発散する力が
鈍くなってしまうような
気がします。

周囲の期待に
応えるのも
いいことですが、
気づかないうちに
それが自分を縛ることにも
なっていきます。

頑張ってそうすればするほど、
感情のエネルギーは
蓄積されていき、
人目のないところで、
自分よりも弱い人に向けて、
それが爆発する。

そんな構図が
出来上がっていたような
気がするのです。


そんな
自分のような大人を
これ以上増やさないために、
子どもたちには、
いい子でいること。
いい人でいることを
それほど求めないようにしよう。

思うようになりました。

親が強く求めなくても、
子どもは自分なりに考えて、
行動していくようになります。

ある程度は、
自分で自分を縛るように
なっていくものなのです。

そこに親が
あえて縛りをかける必要は
ないと思うのです。

彼らが自分で
自分を律することができるまでは、
のんびり待ってあげて
いいと思うのです。

そのくらいで
ちょうどいいのだと
思いますよ。


自分の感情の暴発も、
子どもの感情の暴発も、
結局は、
どこかで無理をして
蓋をしている部分が
あるからではありませんか?

誰かに聴いてもらうことも
一つの解消法。

そして、
プラスの感情を
そのまま素直に出していくことも、
解消法の一つ。

もっとちゃんと。

ではなく、
もっといい加減に。

子どもみたいな自分を
思い出して
「それでいいんだ」
って
自分に伝え続けてみてくださいね。


こんな時だからこそ、
今日もまた、
笑って過ごしましょう。

今日もお読みくださり
ありがとうございます。

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