わがままを言っちゃいけません

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昨日の記事の続きです。

子育てコーチングの
対話の主体は子ども。
つまり、
コーチングを使った
対話での
主役は子どもだということを
昨日は書きました。

子どもを主役にするということは、
子どもの意見を尊重し、
子どもが行きたいゴールに
子どもが自分の力でたどり着くのを
対話を通して
サポートするということです。


そこでよく出てくるのが、

子ども主体にしていたら、
わがままになるのではないか。

という、
考え方というか、不安ですね。

わがままとは、

自分の都合を中心に物事を考え、
行動するさま。
他人の都合を顧みないさま。

とされています。


まあでも人って、
基本は自己中心です。

最初は100%わがままで
生きている存在が
人間ですよね。

赤ちゃんの頃は、
親の都合なんて
顧みず、
眠たい、
お腹が空いた、
不快だ。

訴え続けるのが
仕事なのですから。

そこから少しずつ、
他人を認識し、
我慢したり、
譲ったりというのを
学んでいき、
人は成長していきます。

家族や友達との
関わりの中では、
いつでも自分だけが優先なんてことは
まず不可能で、
そういう経験を
少しずつ積んで行くことで、
人はわがまま100%では
なくなっていくのだと
おかんは考えています。

もちろんその過程で、
行き過ぎた自己主張で、
トラブルを引き起こしたり
することもあるでしょう。

我慢できなくて、
かんしゃくを起こしたり、
パニックになることも
あるでしょうし、
そういう頻度の高い
特性を持っている子も
もちろんいます。

だからダメ。
ではなく、
ひとそれぞれ
自分に合ったスピードで、
学んでいけばいいと
おかんは考えています。


他人のことを考え、
大切にできる子に
育てていくためには、
まず
子どもが自分を大切な存在だと
認識することが
必要です。

自分を中心に考え、
自分を肯定し、
自分を大切にすることが
できるようになるから、
本当の意味で
他人を大切にすることも
できるようになるのですし、
先に他人中心に考え、
自分を犠牲にすることを
求めてしまったら、
その子は、
自分なんてどうでもいいという、
自己肯定感の低い人に
なってしまうのではないかと
おかんは考えています。

人の大切さは、
自分を大切にしないと
わからりません。

自分を大切にしない人は、
人を大切にする意味にも
気づけなくて、
逆に他人にも
我慢を強いてしまうのではないかと
おかんは考えるのですが、
いかがでしょうか?


子どもを
その存在でも行動でも認め、
子どもの人生の主体を
子ども自身とし、
子どもの望むゴールに
本人がたどり着くのを
応援するのが
コーチングです。

子どもの欲を叶えるために
コーチングを使うのとは
違います。

とすると親は、
子どもが今欲しているのが、
私利私欲なのか、
意欲なのかを
見極める必要があり、
それを見極めるためには、
親自身が
自分の欲や意欲を
しっかり見て、
意欲を大切にしていかないと
いけないと思うのです。

まずは親が、
自分自身を肯定し、
欲ではなく、
意欲を持つこと。

自分を大切にして、
本当の意味で
他人を大切にするということを
身をもって学んでいくこと。

自分自身のやりたいことを
やっていくためには、
ある程度の
わがままも必要です。

自分の中にある、
わがままや
欲や意欲を
しっかり見つめて、
そのまままずは
それを自分として
受け止めること。

自分の夢を持ち
それを実現させるために、
一所懸命生きること。


子どものわがままに
アンテナを張り、
敏感に反応して、
子どもの行動を
規制するのが
親の仕事ではありません。

わがままな部分も
持ちつつ、
自分の人生を
自分が主役になって
活き活きと過ごし、
自分を大切にするから
他人の大切さも
知って、
いい大人として
子どもに自分自身を
見せていくこと。

人として、
そこから学んだことを
子どもに伝えていける
存在になること。

そして、
子どもが夢や目的に向かって
自分で考え、
行動できるように
その可能性を信じて
サポートしていくのが
親の仕事だと
思うのです。


わがままを言っちゃいけません。

その一言で、
自分を縛り、
子どもも縛りつつ、
他人に迷惑をかけないように、
いろんなことを我慢して、
ビクビクしながら過ごす。

そうではないと
思うのですよ。

自分が大切だから
人から嫌なことをされるのは
嫌。

だから
自分も人に
そういうことは
しないようにしよう。

そういうことに
ひとつずつ
気づいて学び、
成長していくこと。

それが、
わがままで
人に迷惑をかけない。

に自然とつながっていくと
思いますよ。


まずは
自分自身と
お子さんの自己肯定を
しっかり育てていきましょう。

子育てコーチングは、
あなたの自己肯定も
サポートしていきますよ。


今日もまた、
笑って過ごせますように。

今日もお読みくださり
ありがとうございました。

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